スティーヴ・ライリー (Steve Riley)
1970年南西ルイジアナのマムー生まれという生粋のケイジャン・ボーイで、もはや誰疑うことのないキング・オブ・ケイジャンのステイタスにある人。まだまだ充分若いですが、90年のデビュー作以来一貫してRounderで活躍してきた姿が印象的です。一時期"Happy Town" ではファンクにも挑戦、時代を反映したアプローチも見せていたのですがその後はまたはっきりとバック・トゥ・ザ・ルーツして長い人。スワンプ・ポップ的なスイートさもある一方で、リラックスした雰囲気の中にも漂う本格派の味わいが魅力です。

appleJam特選Cajun
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New Orleans Club  2016年度対象会員様限定盤
お待たせしました、の2015年作品ようやくの導入になりました♪
Steve Riley And The Mamou Playboys Voyageurs 2,850+税
文句なしの大御所の新作をうっかり見逃すことが時々あるのですが、本作も当コースの会員の方から何時載せるかずっと楽しみに待っていたのにとご連絡を頂いて初めて気がつきました。古巣のラウンダーがある時期から全くの新しい組織によって運営されるようになって、そこを去ってしまったベテラン・アーティストが少なくなかったのですがこのライリーもまたそんなうちの一人。旧ラウンダーのブルースレコードをプロデュースしていた方の奥様が、今はなき日本の某大手家電メーカーのサマースクールの一環で英語講師として来日されたとき、突然当時浜松にあった当店のリアル店舗にお越し下さいました。その奥様のご友人がそのとき当店を担当していたラウンダーのスタッフだったことから是非一度は訪問してみたいとのことで東京から新幹線で来店された由。なかなかうまく通じない私の英語にもめげずその日は地元のライヴハウスで、丁度シカゴから凱旋帰国していた日本人ブルースマンの浜松でのライヴもご堪能になり、翌朝もまた東京への帰りがけに立ち寄って下さった義理堅さも懐かしい。その頃のラウンダーは作品にも取引先にもたっぷりの愛情を投入する全米でも破格に情熱的なレコード会社でしたが、ブッシュ政権以降のアメリカのまさにユーヴ・チェンンジドな変わりようについにそのような変遷を遂げてしまいました。日本のP-Vineがメンバーが変わってもクォリティをそれほど落としていないのとはちょっと違う展開です。というか日本も現実には小泉政権以降じわじわと露骨に経団連の支配下に政権が収まりつつあって、特に安倍政権では日銀共々ほぼ経団連の傀儡といっても過言ではない状況になってきました。とはいえ日米のそのような国状の変貌とは関係なくいつもオレはオレといった感のアーティストたちがしぶとく活動していることはまさに救いです。本作も彼自身のレーベルから出していて文字通りの俺は俺な作品。そのことからもどんどんちまちまとしていく日米に共通したマイナス方向の国民性とは裏腹に、米ルーツ音楽が本来持っている不屈の精神、希望に溢れた明日を信じるおおらかさといった根源的な部分がずしんとくる感じです。
2015 USA Independent

新録!RareBluesClub  2017年度対象会員様限定盤
王道路線で伝えるケイジャンの真の魅力、今回は片面がCD、片面がDVDという構成
Steve Riley And The Mamou Playboys Dominos CD-DVD 両面仕様 Dual Disc 3,350+税
発売後10年以上が経過、重要作品ながら既廃盤になったこともあってか一部ストアでは目が飛び出る価格になっている作品。幸いまだ当店に在庫があるうちに今度はRBC会員様向けに蔵出し選盤することにしました。中身はケイジャン・ミュージックながらそこはかとなくブルースファンの心をくすぐるライリーの底抜けにハッピーなルイジアナ・サウンド。思えば熱心なブルースファンの私もある時期から突然にこの脳天気なケイジャン音楽にハマッたものでした。ほわ〜んとしたヒルビリー系ののどかさと、それでいて何かしらスピリチュアルな成分も感じる不思議な音楽。歴史的にもクリオールの血を引く人々の伝統文化のひとつがこのケイジャン音楽ですからそういう意味ではやはりブルースと並ぶ米ルーツ音楽の至宝と言えます。今回は時代を象徴するかのような新形態=その名もDual Discで登場した作品という点にも注目。毎回作品毎に風格を増してくるライリー、ここでの安定感は過去最高で、共演のサム・ブルッサーのエレキも何ともいえない良いトーンで、この音クセになりそう。DVDの面には15分程のスナップ的な演奏シーンと若干のトークにあと付録的にバイオ等を収録しています。
2005 USA Rounder 11661-6112
★★★★

※MIX倶楽部の選盤は通常はサイトでの告知なしに展開しているのですが、新規会員の方に判りやすいよう、特に「MIX倶楽部」だけのスペシャル選盤の際に載せることがあります。
MIX    2016年度選盤
まさに極上ケイジャン・ミュージックの真髄、今度はMIX倶楽部会員様へお届け。過去を通じてこれこそがスティーヴのベスト作
Steve Riley And The Mamou Playboys Bon Reve CD \2,850+税VERY LIMITED
何といってもこのアルバムで聴けるスティーヴのアコこそ私の中にあるケイジャン・アコの音。文句なし、このアコーディオンの音は多くの人を心地よくし、ハッピーにすることは確実。心なしか他のメンバーもかなりベイシックなケイジャンのフィーリングを出そうとしているみたいで、きっと前作を踏まえてメンバーの中でミーティングを何度も持ったのかも知れないですね。印象的なのはサム・ブルッサーのギターが時々サニーさんに聞こえる瞬間で、#11などハッとします。
2003 USA Rounder 116 616 084-2
★★★★★

 
三人の巨匠が個性をぶつけあったケイジャン・アコーディオンのスーパーセッション
Wayne Toups,Steve Riley,Wilson Savoy the Band Courtboillon featuring CD \2,850(税抜)
南西ルイジアナ史上、最も著名かつ凄腕な三人のアコーディオン奏者がここに集結。ウェイン・トゥープスはロッキン・ケイジャンの創始者としてそのシーンでは余りにも有名な人。そしてSteve Riley は彼を初めて当店で導入したときのコメントが、〜〜1970年南西ルイジアナのマムー生まれという生粋のケイジャン・ボーイで、もはや誰疑うことのないキング・オブ・ケイジャンのステイタスにある人。まだまだ充分若いですが、90年のデビュー作以来一貫してRounderで活躍してきた姿が印象的。一時期"Happy Town" ではファンクにも挑戦、時代を反映したアプローチも見せていたのですがその後はまたはっきりとバック・トゥ・ザ・ルーツして長い人。〜〜と、自分でも懐かしいコメント。三人目のウィルソン・サヴォワは名門 Savoy Family の多分長兄で普段はピアノも弾く人。南西ルイジアナ、アコーディオン版三銃士の風情もありますが収録 14発の銃弾が聴く人のハートを打ち抜く角度や強度はまさに三者三様です。試聴は#3.the Bosco Bluesと#10.Valse De La Belle をどうぞ。

2011 Valcour Records  
★★★★★

Americana Club & Jewel Jazz Club
ルイジアナ原人ロックといったプリミティヴな躍動感が強く印象に残ります
Steve Riley And The Mamou Playboys Grand Isle CD \2,850(税抜)
ライリーが長期に渡り在籍していたラウンダー・レコードがスタッフを一新しての新生ラウンダーになってからは何だか多くの馴染みのアーティストがそこを去ってしまいました。このライリーもまた然りで、恐らくはあうんの呼吸での作品作りが適わなくなったのかも知れません。そのことはさておき、本作は部分部分がもの凄く斬新で新鮮に響きます。路線的ストライクのルイジアナ・クラブではなくジャズ・クラブとアメリカーナ・クラブのお客様向けに場外選盤したのも実は例えば#2.Chtterboxや#6.Pierreといった冒険的な曲を普段ケイジャンを多分聴かない方に聴いて欲しくなりました。やけに熱いメッセージのようなものを感じる音、少し野心的になっている感じのライリー、また新しい側面を見る作品です。ケイジャンの面白い点はアカディアの伝統文化の継承とは別に、パーソナルな音楽世界をとことん追求するための土台として高みへ跳躍している人もあること、これを聴いて私は益々ケイジャンの未来は明るいと感じます。
2011 USA Independent    bb's Recommendation2011
★★★★★
収録棚新譜CD3

ちょっぴりファンクがあったり、シリアスさもある新しい切り口が印象的
Steve Riley And The Mamou Playboys Happy Town CD (Out of Stock)
脳天気なだけではないぞといった彼の声が聞こえてきそうな快心の一作です。コースト・トゥ・コーストなワイドなスタンスがこの作品の特徴ともいえそうで、あくまでケイジャンでありながらも、なにやらオール・アメリカン・ルーツ・ミュージックといったニュアンスも感じます。特に#3"Cros Jean/Big John"なんかはケイジャンを忘れる、けっこうシリアスな曲調だし、#4の"Seems to Me"は何か妖しげなファンク・リズムが印象的。アルバムのハイライトのひとつかも。文句無しのお薦めです。
2001 USA . Rounder 6098
★★★★

今も進行形で発展している彼らを知るのにもってこいの一枚
Steve Riley And The Mamou Playboys Bayou Ruler CD (Out of Stock)
活動歴の長い人気ケイジャン・グループ。Mamouで生まれてMamouを名乗る彼ら、そこに土地を代表するのは俺達だという自負を感じます。軽快なアコーディオンとフィドル、それに絡むホーン・セクションが限りなく快感を誘い、踊り出さずにはいられない陽気さと脳天気さは、すべての人にお勧めのハッピー&ヤッピー・サウンド。特にこのアルバムは彼らの活動の最初期のアルバムと並んでシーンで最も高い評価を得た一枚。ケイジャンの楽しさと、進行形でまだまだ発展しているその勢いを全身で発散している彼らを知るにはもってこいのアルバムです。
1998 USA Rounder 6083
★★★★