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新録!RareBluesClub
テレサ・リン
歌・ハーモニカ共に充分にオリジナルのスタイルをしていて、そしてそれが魅力的
無名だけどイチ押ししたくなる要素で一杯!Best Singer with Blues Harmonica

Teresa Lynne Tear Drop Collector CD \3,000tax in
06年作の実にフレッシュなディープ・インパクトから早4年、待ちに
待ったテレサ・リンは決して期待を裏切らなかった。今作では特に
スローなナンバーで個性を鋭く発揮、山ほどカバーされてきた#9.
Summertimeでも間違いなく八合目から頂上付近で音楽GPSが反応
しそう。シンガーとしても微妙な魅力を持つ人で地声それ自体が魅惑的、
#5.One More Lieでは加えてギターとハーモニカのソロが中盤をドラマ
チックに盛り上げます。ミディアム・チューン#3.Tear Drop Collector
の粘っこさはハーモニカの表現力と併せてアルバムのハイライト・
トラックになっています。今後着実にさらにファンを拡大しそうな予感。

2010 USA Sugar Dog  bb's Recommendation2010
★★★★☆


ファットなアンプリファイド・ハープとクリーンな生ハープ、そして適度にハスキーな
ソウルフル・ヴォイスにシビレます。「イマジネーション」のカバーは天下一品の仕上がり!

Teresa Lynne Mistress of the Blues CD \2,480tax in
なかなか居そうで居ないのが本当に実力のある女子ハーモニカ・プレイヤー。そんな
中このテレサ・リンはハーモニカ自体が文句無し上手いだけでなくパワフルな歌の方
も独特のハスキー・ヴォイスでそそられます。スインギーな曲、ドブロっぽいスライドが
効いた曲、何処かスワンピーで物憂げなトーンの曲と表現手法も多彩。R&Bっぽい
ブルースとして知られるW.ディクソンの#6.I Just Want Make Love〜や典型的なソウ
ル・チューンを極上のロッキン・ブルースにアレンジした#9.Got to Use My Imagination
は特に印象的。さらに言えばファンタスティックなハーモニカ・ソロとキャッチーな展開
を見せるギターとサックスのソロの絡みも渋く、無名ながらも今世紀のブルース史に
その名を刻まれて欲しい名演揃いだと感じます。

2006 USA Sugar Dog   bb's Recommendation2007
★★★★★