テリ・ヘンドリックス
テリは学生時代に奨学金で学ぶかたわら、音楽の師と仰いだマリオン・ウィリアムスから直接的なレッスンを受けるため、テキサスにあったマリオンの農場に一緒に住み込みんでいた時期があったとのことです。そこでの農作業を手伝うことをテリはレッスン料の代わりにしたそうですが、恐らくテリは楽器や曲作りのレッスン以上のものも併せてマリオンから学んでいたのではないかと想像します。師と苦楽を共にした共同生活なんて望んでもなかなか出来ることではありませんよね。本当に素晴らしい経験を積んだのではないでしょうか。しかし残念なことにその後1997年にマリオンが癌で他界してしまいます。そのようなことからテリは自分のレコード・レーベルの名を元の Tycoon Cowgirl Records から、マリオンの農場の名前 Wilory Farm にちなんで Wilory Records に変更します。師へのリスペクトを籠めた会社名、常にテリは心の中で師と共にあるのかなと思います。テリの全作品の何処を切り取っても感じるのが類い希な個性と存在感。すべての作品からテリの人間的な魅力が溢れ出ているのを実感します。



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テリ・ヘンドリックス(Terri Hendrix)
テリもロイドも共にこの十年で破格の研鑽と成長を成し遂げた感、それでいて自分自身のルーツをしっかりと内包しているところが凄い

Terri Hendrix Cry Till You Laugh
CD \2,300(税抜)
アナタが笑ってくれるまでワタシ泣いちゃうワ、ってな感じのこのタイトルがそのまま普段のテリの人柄を象徴している感じです。あれは2000年頃のこと、ホームビデオ収録したテリのローカルライヴの模様を見せて頂く機会があったのですが、相棒のロイド・メインズとともに天然で朗らかかつ気合いの入った歌いっぷりには文句無し魅了されたものです。今回の作品はテリとしても初めての試み、CDと近々に出る本とが連動したマルチな企画。実は以前からテリは本の出版を計画していて、最初にそのことを伺ったのが2005年頃のことでした。やっと実現した夢にきっと喜びと同時に肩の荷を下ろした安堵の気持ちもあるかもです。今回楽曲の作り方が土台からグラミー賞直行というプロの手応えで、一貫してテリをバックアップしているロイド・メインズのプロデューサー魂が、自身の娘(ディキシー・チックス)の次は絶対にテリの番だと燃えているかのようです。本ももちろんこのあと導入しますが、本のこともずっといつも練り続けてきたのヨと伺って、今回はこのアルバムと連動した内容だけど他にもまだまだ出版したい本のアイデアがあるのかなと察しました。絵本なのか詩集なのか、あるいはイラストブックなのか、何にせよまさにアーティスト、テリ・ヘンドリックス!ということなのです。試聴は今までと違うな、という印象を残す#8.Sometimes と おお、まさにテリだという印象の#4.Hand Me Down Blues
をどうぞ。ビッグブレイク直前を確信する武者震いもセットで、一言 頑張れテリ♪
2010 USA Texas Wilry RecordsWR-30012  bb's Recommendation2010
★★★★☆

8月のクリスマスって判る気がする〜満天の星が包む真夏の聖夜
Terri Hendrix Christmas On Wilory Farm
CD \1,700(税抜)
このアルバムで初めて聴く曲なのに無性に懐かしい感じがする#4.Declan's Cookieは、そのストリングス・バンド風のアンサンブルが何ともいえない疑似ふるさと感覚を呼び起こします。ここで聴けるテリとロイドによるマンドリン・アンサンブルはきっと普段の少人数のライヴ・ステージでも二人揃えばやってるんだろうなと想像します。#3.Christmas in Augustはもし星降る熱帯夜に聴いたら何と涼やかなテリの歌声、としみじみ感動するに違いなく。すっきりと5曲でまとめたこのシンプルさも作品の余韻を爽やかにしていると思います。
2008 USA Terri Hendrix.com
★★★★☆
(収納棚CD2)

テリ・ファンなら絶対に押さえておきたい、全部が初物蔵出しソング集
Terri Hendrix Left Over Alls
CD \2,300(税抜)
このCDは何らかの理由により今まで決してリリースにまでたどり着かなかった古い歌と新しい歌とで出来ているCD。色んなアイデアが湧いてきて、実際にレコーディングもされたのに何となくコンセプト的にその時のアルバムに合わないとか、様々な理由で陽の目を見ることがなかった曲達。テリはそんな一種壁の華だった曲達をひとまとめに一気にデビューのチャンスを作ったという訳で「全部残り物よん」みたいなタイトルもチャーミングですが、ゴメンね今から全部ちゃんと頂きます!って感じのジャケットデザインも洒落てます。エキゾチックな響きの#8.Summer Fly は何処の国の夏の蠅を歌ったのか、あとテリにもレゲエ・ソングがあったのかという#10.Wilderness Song等意外性も含めて楽しい作品!
2008 USA Terri Hendrix.com
★★★★☆
(収納棚CD2)


自身の大傑作the Ringをまた超えたテリ、現在の彼女のすべてがここにある作品
Terri Hendrix Spiritual Kind
CD \2,300(税抜)
テリはこの作品でまた一段、自分でも初めて登ったのだろう最高位のステップを踏んだことを確信しました。確実に確かな方向へと成長し続けるこの原動力の一翼は、長年の相棒でプロデューサーでもあるロイド・メインズのテリを見る目が極めて優れていることもあるのかなと思います。二人で地元でコンサートしているときの映像を見た感じでは、もう実の親子かと思えるくらい息があっていました。ロイドの娘さんがディキシー・チックスのメンバーで、チックスのプロデュースもロイドがやってますから、きっとそんなこともテリがあうんの呼吸が取りやすい要因のひとつなのかも知れないですね。一切の無駄無しでアルバム全曲が素晴らしいですが、ちょっぴりおてんばな感じで跳ねる曲調をした#9等、際だった個性が滲むのを感じます。もう最高!
2007 USA Texas Wilry RecordsWR-30008  bb's Recommendation2007
★★★★★

テリがみんなの天使だと思えてくる1枚、ビー・ハッピーで元気モリモリ効果が大
Terri Hendrix Celebrate the Difference
CD \2,400(税抜)
本来は for kids として制作された作品なのに、他の作品と同様激しく感動してしまうのは何故なんだろうと思いつつ、そこにはやはり明快な答えがひとつありました。テリは相手が子供でも大人でも常に等しく同じ価値観を歌にしている人だと感じたからに違いありません。特に表題曲では動物の姿形に例えつつ、他の人と違っている部分をこそ賛美しようと歌っています。みんなそれぞれ色も匂いも違うけど・・・と歌う部分は、日本人だらけの日本の中で暮らしていてさえも、生まれてこの方一度も群れや派閥には属すことが出来ず今も業界の変わり者という、一種色違いの自分に自信を持って、と歌ってくれているように感じました。それはともかく、全曲が文句無し誰が聴いても五つ星!のアルバムです。もう最高!!
2005 USA Wilory Records WR-30007 bb's Recommendation 2005
★★★★★

詩集が歌になったのだと感じる、テリの曲作りの奥深さを見るアルバム
Terri Hendrix The Art of Removing Wallpaper
CD \2,300(税抜)
前作"The Ring"で一気にスケールアップしたテリ、今回も路線的にはその延長線上にある音です。歯切れ良くメリハリのあるテリのヴォーカルが、シンプルながらも力強いバンドと合体するとき他に二人といないテイストを生み出します。一方気持ちを籠めて囁くように歌うバラードは歌詞をじっくりと読みたくなるような思慮深げな雰囲気が印象的。 まるで詩集を歌っているかのような気がしますが、全曲丁寧な歌詞カード付という仕様からも、テリが歌詞に相当の気持ちを籠めていることは確かです。今回もロイド・メインズとテリの共同プロデュース、オースチンで今最も輝いている最高峰のSSWであることは作品が証明しています。
2004 USA Wilory Records WR-30006 bb's Recommendation 2004
★★★★

揺るぎない手応えと存在感、歌本来の魅力が充満しているテリの最高傑作盤
Terri Hendrix The Ring CD \2,400
(税抜)
98年からの作品を知る者にとって、この変化にはふたつの驚きがあります。ひとつは音作りが完璧にメジャー級かと思うほど完成度が高くなったこと。もうひとつはそれにも関わらず、ローカルのインディーズ特有の素朴で良質な面をそっくり残していることです。両立しそうにないこの離れ業をやってのけられたのには、きっと当初からテリの作品を一貫してプロデュースしている Lloyd Maines が、演奏面でも重要な役割をしていていわばバンドの仲間としてテリを心から理解しているからなんだと思います。テリ自身の成長とこの強力な仲間達!こんな作品を扱える幸せを噛みしめつつ、テリに惚れ直してしまいました。
2002 USA Wilory Records WR-30005  bb's Recommendation 2002
★★★★★

カントリーを基調に全く新しい扉を開けようとしている感じ、とっても魅力的
Terri Hendrix Places in Between CD \2,400
(税抜)
カントリー・タッチを基調にロックぽく歯ごたえもあるオースチンのシンガーで、最も近いイメージはアニ・デフランコと言っていいかどうか迷うぎりぎりのところ。そこまで過激でもなく、丁度良い線をいってるような気がしますが、こういったオルタナ系のカントリーに出色の作品が多い中このテリ・ヘンドリックスはさらに頭ひとつ飛び出している感じでやはり他の人とは何かが違います。囁くように歌う#15 "Moon onThe Water"に今後のテリの目指すものを見た気がします。
2000 USA Wilory Records WR 30003  bb's Recommendation2000
★★★★

はじける程爽やかで元気なライヴ!イメージが変わるかも
Terri Hendrix
Live CD \2,000(税抜)
とてつもなく楽しくて元気モリモリのライヴ盤。これがきっと彼女のキャラクターか、スタジオ盤でのシリアスな面とは異なりとても陽気で明るいサウンドをしています。やはりライヴ
では客席と和気藹々和やかにステージを運ぶのかなと感じました。スチール・ギターがとても気持ちよくサポートしていてうっとりします。テキサスはオースチン、やっぱり一度は行ってみたいです。テリはライヴで客席と触れあいながら歌うのが大好きみたいで雰囲気最高、これも文句無しお薦め!
2000 Holland Continental CSCCD-1015 bb's Recommendation2000
★★★★

芯がある人の歌は必ず人の心を打つ、それを再認識した一枚
Terri Hendrix Wilory Farm
CD \2,400(税抜)
ユニークとも言えるヴォーカルとカントリー・タッチのサウンドが、ありきたりのオルタナものとはちょっと違うと思わせるに充分です。オースチン産の歌にはいずれも芯があるというかどこか骨っぽいものが多くて、それはこのテリの場合も例外ではないです。センチメンタルに日常を歌ってもそこには大地に足を付けた生き方をしている人ならではの力強さが溢れていて、太陽の下で聴くのが似合いそうな曲の数々は音自体も眩しい感じがします。ハーモニカやマンドリンも気持ちよく響き、そこに曲の良さが相まって、テリの類い希な才能を感じ取るのに充分な仕上がり。素晴らしいの一言です。
1998 USA Wilory Records WR 30001
★★★★★

テリの素晴らしさがダイレクトに伝わる、宝物のようなライヴ盤
Terri Hendrix Live in San Marcos
CD \3,800(税抜)
このアルバムはちょっと珍しいアルバムで、リリース当時から一部限定的に配布されたという希少盤。恐らくはテリの普段のコンサートを特にレコーディングを意識せずそのままパックした感じで、収録の全16曲の活き活きした手応えに、これこそが忘れていた本物の歌だと感動します。そのナチュラルさがまた最高の逸品で、素朴に作っても素晴らしい、入魂で作ればそれももちろん素晴らしいという、まさにテリの才能と魅力故の結果だと思います。
2001 USA Wilory Records WR-30004 bb's Recommendation2001
★★★★★

注)
WR 30001〜30003までのコメントは私がまだテリのプロフィールを知る前、テリを導入したばかりの時に書いたコメントです。後にプロフィールを知ったあとも作品を最初に聴いたときの新鮮な印象を残しておきたくてあえて書き直さないで残してあります。