ティモシー(Timothea)
1966年当時、若干14才にしてファースト・シングル"Teenage Prayer"を放った天才少女ティモシー。18才の誕生日を迎える頃には二度の結婚をし経験し二人の息子がいたと言いますから何とも若くして急ピッチな人生を歩んだものです。生まれも育ちもミシッシピ川のすぐそばだったとのこと、物心付いた頃からシンガーとして活躍、12才頃には叔母の経営するバーで歌い始めアーロン・ネヴィルやアーマ・トーマス、アール・キング等と共演もしていたようです。その後何度か居を移しながらも92年には再びニューオリンズに戻り今に至る模様。このアルバムではリオン・ラッセルとウォルター・ウルフマン・ワシントン等をゲストに迎え堂々たる歌いっぷり。リリースした作品こそ少ないのですが日夜クラブギグで鍛えた歌にはやはり説得力に溢れていてハートにずしんときます。

〜と書いたのが2003年のこと。何とティモシーはその後2004年に Big Easy Award のベスト・フィーメイル・パフォーマーを受賞していたことが判りました。遂に現地ニューオリンズで最高の女性パフォーマーであることを認められたのです。何と嬉しい出来事でしょうか!

ここにも居たニューオリンズの宝物、60年代の天才少女は今も健在
Timothea / I'm Still Standing \3,000
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ティモシーの歌には、シンガーとして歌うことの楽しさみたいなものが
籠もってるせいかその部分に理屈抜きに惹かれてしまいます。ちょっ
ぴりハスキーなヴォイシングも大いに魅力。ライナーの出だしに、ニュ
ーオリンスの宝ものティモシーといった口調で紹介されているのを見て
も如何に彼女がローカル・シーンで長く愛され支持されてきたかが窺え
ます。もろにソウルとかブルースというスタイルではなく、全体を包む何
となくブルージーさが命。リオン・ラッセルとデュエットする#7はルイジア
ナならではのスワンピーなフィーリングが何とも言えないラブソング。

2003 USA J Bond JBR-00002
★★★★

まさにティモシー色に染まったブルースの数々、自分の波動で曲のうねりを生んでいます
Timothea / No Nonsense \3,350
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この人はやはり他の人とは違うぞと改めてまた感じた作品。
大抵はその曲が持つ固有の波動に自分が乗るように歌うシン
ガーが多い中、ティモシーの場合は曲を一端自分の体内フィル
ターを通してから歌い上げる感じ。その辺りの印象を強く感じる
のがこってりしたブルースの#4やドラマチックなソウルチューン
の#5です。まさに彼女自身がバンドを牽引している感じがよく出
ているトラックです。ヴォイシングもかなり個性的、一つの曲を
ドラマにして歌うことの出来る素晴らしい人で、ラス前「魔女の
季節」では曲が完璧なまでに独自色に染まる瞬間をキャッチ。

2000 USA Blue Soul Records BSR-1005
★★★★


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