トニー・ライス(Tony Rice)
デヴィッド・グリスマン・クインテットの初代メンバーとしてシーンに急浮上、79年には共に同クインテットで一緒だったベース奏者のトッド・フィリップスと組んでトニー・ライス・ユニットを結成〜今に至ります。当時のウィンダムヒル・サウンドに代表される、80年代のネオ・アコースティック・ムーヴメントの波に乗り環境音楽〜森林浴サウンド派までをファンに取り込んだ実績は大きい。根っこにはしっかりブルーグラスを内包しながらもクラシックでいう器楽曲、室内楽風の楽想まで自らのスタイルにしてしまうという、ギターで表現しうる美を徹底的に追求しているギタリスト。トニーのブルーグラス・チューンだけを集めた"The
Blugrass Guitar Collection"はまさにファン待望の「王道」を行くトニーだけを21曲も聴ける画期的なベストセレクションです。
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全編がインストチューン、究極のビューティフル・アコギ・ワールド The Tony Rice Unit The Best of CD トミー・エマニュエルの一大ブーム前夜の頃、ネオアコ界きってのプリンスといえばやはりこのトニー・ライスでした。そのトニーの屈指のテクニックを惜しげもなく披露したベストトラックばかりを日本独自に編集した画期的なアルバムがこれ。フィドルやマンドリンが気持ちよく絡む中、縦横無尽に駆けめぐるトニーのギターは時にスパニッシュな響きも伴うクラシカルかつエスニックな様相を呈します。全曲インストチューンによる究極のビューティフル・アコギ・ワールド! 1998 国内盤 アメリカーナ AUCD-3007 ★★★★★ |
カテゴリーを超越したヒューマンな音、極上のSSWの世界が拡がります Peter Rowan & Tony Rice / You Were There for Me CD (Out of Stock) 君は僕のためにそこに居た 〜 というタイトルはまさにこの両者が互いに感じた気持ちを象徴してるかのようです。アルバムの隅々まで心底美しいコラボレーションが拡がっていてもはや言葉を無くします。トニーとピーターのアコギの競演だけでも値千金ですが、さらにピーターの歌の素晴らしさは絶品中の絶品、そこにブリン・ブライツのウッド・ベースがそれらを真綿でくるむ感じ、まさに母性を感じる優れたサポートが光ります。基本的にはカントリー系のサウンドの延長にあるのですがこれを聞いているとそんなことは意識になくなり、ひたすら耳をそばだてて聴いてしまいます。 2004 USA Rounder 1161-0441 |
待ってました!の声が飛び交う、本命ばかりの全21曲のマストアイテム Tony Rice / The Bluegrass Guitar Collection CD \2,280tax in 時に才能が有りすぎる人は余りにも多くのことを同時にやりすぎてファンを振り回してしまうことがありますけど、トニーの優れた技術、技法を駆使したアルバムには時にその一歩手前を感じることがありました。でもこのアルバムは本来のブルーグラス・チューンばかりを集めたオール・インストのベストセレクション。たっぷりと、軽やかでハッピーなトニーのギターを堪能できる優れもの、既に彼のアルバムを沢山持ってる方も改めてマストの一枚になりうる、いわゆる本命盤!ひたすら気持ち良いギターの洪水です。もう最高! 2003 USA Rounder 1166 11622 2 |
改めてカントリー・ギターに惚れ惚れする一枚 Rice,Rice,Hilman & Pederson / Running Wild CD \2,280tax in かつてのグラム・パーソンズの盟友クリス・ヒルマンが、カントリー界きってのギターの名手トニー・ライスと組んだと聞けばかなりの方がこのアルバムに興味を示すのではないでしょうか。嬉しいことにフライング・バリトゥ・ブラザーズやバーズでのヒルマンがそのままここに居ました。ほとんどの曲で彼がリード・ヴォーカルをとっているのが何とも郷愁を誘う感じで安らぎさえ覚えます。フィドルやマンドリン、スライドの絡み具合さえも何か当時のまんまだぞ〜という感じで、しかもいずれも良い曲ばかりやっていて、これは新たなお宝になりそう。アメリカの心、アメリカの良心、ここにはすべての人に安らぎを与える心優しき男の歌がいっい詰まっています。何て素敵なやつらなんだろう。 2001 USA Rounder 0483 |
ネオアコの王者だからこその純度100%の小品集 The Tony Rice Unit / Unit of Measure CD \2,280tax in 現存する、カントリー界のギタリストでは屈指の腕前を持つトニー・ライス。そのトニーの純度100%のアコースティック・ワールドは必ずしもブルーグラスやカントリー色が表に出たものではなく、いわば非常にビューティフルなギター・インストの世界になっています。グリッサンドにもポルタメントにも明らかにクラシック・ギター的なニュアンスが漂っていて、バックにフィドルやマンドリンが絡んでいない部分では、まさしくクラシックの小品を聴いてるような錯覚を覚えます。透明度の高い、高原のわき水のような清々しい音の世界が拡がります。心なしか楽想にも欧州世界の伝承音楽みたいな香りが漂っている部分もありました。インスト度100%で至高の芸術的作品。 2000 USA Rounder 0405 |