トプシー・チャップマン
トプシーは長らくニューオリンズのジャズ・シーンで活躍してきたシンガーなのですが、何とも素敵だなと思うのが、地元ニューオリンズで活躍する若手のゴスペル・シンガーばかりを集めて作ったというチャップマン・シンガーズやソリッド・ハーモニーというやはりゴスペル・シンガーによるジャズ・コーラス隊との活動も並行していることです。ストレートなゴスペル・アルバムもあればR&B〜JAZZのヴォーカル・アルバムも有りという、ワイドでフレキシブルな活動にも惹かれてしまいます。ジャズのアルバムにも二色あって、ストレートなオールド・ジャズと、ソウルの名曲なんかを歌うコーラスものがあったりと色々、ゴスペル・フィーリングが滲むグルーヴ感は言葉もないくらいゴキゲンです。ジャズ・ヴォーカルやゴスペルを今まで全く聴いたことがない人でもきっとこれはすんなり聴けそう、そんな親しみやすい作風も特徴のひとつです。

appleJam特選 NewOrleans'Treasures
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BluesWomenClub 2019  
ゴスペルを思い切り親しみやすく感じさせるナイスなフィーリング
Topsy Chapman & the Chapman Singers S/T CD \5,000+税
ここで歌われる "ジェリコの戦い"、何故か涙が出るほど懐かしく響きます。小さいときによく聴いた??う〜ん、どうも何も思い出せないのですが皆さんにもそんな経験はありますでしょうか。それはともかくそんな既知感が無くてもこれは凄く親しみを感じるゴスペル・アルバムに仕上がっています。超ローカルな自主制作盤なせいか録音もそんなに綺麗ではないのにぐっとくる歌が多くて、これこそ普通の生活の中にあるゴスペルかと感じました。真夏にエアコンを止めて、大音量で汗だくでこれを聴くとか無性にやってみたくなるそんなアルバム。コーラスも素敵ですがオルガンの響きがとっても良いです。
2001 USA Independent
★★★★★


BluesWomenClub 2020  
何とも切なくなるオールドタイム・ブルースのオンパレード
Topsy Chapman and Magnolia Jazz Band Fine And Mellow CD (Out of Stock)
まるでジョージルイスのバンドにトプシーが加わったのか、みたいなオールドタイム・ジャズ一色のライヴ・アルバム。戦前のジャズ・ブルースが好きな方なら一発でKOされると思います。伸びやかで艶やかなトプシーの歌に絡むバンド・サウンドは極上もの、バンジョーが刻む小気味よいリズムの中、クラリネットやペットが踊る様は全身をそこにひたしていたくなります。そんな中ムーディーなベン・ウェブスター風のテナー・サックスが活躍するドリーミーなチューン、#7が一際鮮やか。歌ものに挟まったインストというのは実際お得な位置づけです。あとツボを押さえたピアノの活躍も特筆したいです。
1993 USA Independent

トプシー・チャップマン & ソリッド・ハーモニー
全編ジャジーかつスウィンギーにまとめたヴォーカル・ハーモニー編
Topsy Chapman & Solid Harmony 3in1 CD (Out of Stock)
今作のタイトルにもなった「3in1」はまさにそれがそのまま作風を表していて、ジャズ〜ポップスのシーンで大スタンダードになった名曲を文字通り 3人が一体となったヴォーカル・ハーモニーで聞かせる作り。同時期に出たもう1枚の"Old andNew Vol.2」が純ブラックな板チョコだとすると、あたかもこちらは沢山の色をいっぺんに頬張りたくなるマーブル・チョコの詰め合わせという感じ。バックのピアノ・トリオも同じメンバーで私は特にこのAshlarというピアニストがとても気に入ってますが、プレスティッジ全盛時代のジャズを思わせる#4. Cry Me A Riverなんか特にぐっときます。曲後半のAshlarのソロほんとにシブイ!
2009 USA TJE Production   
★★★★★
(収録棚CD2)
Topsy Chapman - vocals
Yolanda Windsay - vocals
Jolynda Phillips - vocals
Musicians:
Joseph Ashlar - piano
Jessie Boyd - bass
John Jones - drums
Bernard "Bunchy" Johnson - drums #9
カスタマー・レビュー
疲れて帰宅。シャワ−の後のスペインのスパ−クリングが夕映えの街に似合う。感性のセンサ−が違う方向についている上司よ、お疲れ・・・。私はあなたの知らない所でずっと豊かに生きてますよ。どうぞお構いなく。ツマミは千切りキャベツに辛子マヨネ−ズでも・・。やば#8になっちまった。 札幌市 澁澤輝行様 ★★★★


音・ステージでのパワー全開ぶりとスタジオでの抑制の効いた力強さ、共に
ストレート・ノー・チェイサーって感じの喉ごしが最高。黒人音楽だけが持つ本来的な魅力
Topsy Chapman & Solid Harmony Old and New Vol.2 CD (Out of Stock)
前作から四年を経て遂に期待の第二弾が登場、今作ではジョリンダとヨランダ
が残りトプシーと三人のコーラス・グループになっています。彼女たちの場合、
極端に言うとバンドはなくてもいいかもと思うくらい歌そのもので楽曲を引っ張
りますが、そんな中例えば #4.Mary Did You Knowではイントロも含めてピアノ
が抜群に効果的、#7.Ride On King Yashuaの場合はシンプルなパーカッション
がアクセントになっているのが印象的。そんな彼女たちもオン・ステージでは
熱いノリをしたシンコペーション・リズムをバックにパワフルなパフォーマンスで
熱唱、#9.Highway To Heavenはゴスペルでのオルガンの存在の大きさを
改めて感じます。店主的には#8.In The Gardenが最大のお気に入り。

2009 USA TJE Production
★★★★

Topsy Chapman - vocals
Yolanda Windsay - vocals
Jolynda Phillips - vocals

Musicians:
Joseph Ashlar - piano
Jessie Boyd - bass
John Jones - drums
Bernard "Bunchy" Johnson - drums #9

相変わらず隅から隅まで文句なしのゴスペル・フィーリングで一杯
Topsy Chapman & Solid Harmony Old and New Vol.1CD (Out of Stock)
チャップマンの色々ある活動の中で今回は前作
に引き続きソリッドハーモニーでのアルバム制作。
前作同様ニューオリンズの若手の女性ゴスペル・
シンガー達との共演で遂にこの作品からVol.1とい
う連番が入りました。チャップマンがこの仕事を気に
入って今後ライフワークにするのではという予感が
します。母娘ほどの年齢差の共演ですが、耳には
その差が全く感じられません。歌に若さがあります。

2005 USA TJE Production
★★★★

Topsy Chapman
Wendy Miles
Yolanda Windsay
Carol LeBlanc
Jolynda Phillips

Musicians:
Carol LeBlanc - piano
Mark Brooks - bass
Michael Windsay - drums

ゴスペル・フィーリングがたまらなくツボを刺激するジャズ・コーラス作品
Topsy Chapman & Solid Harmony All I Need CD Out of Stock
音を、というか彼女たちの歌を聴いて一発で捕まってしまったアルバムです。
長らくN.O.でジャズ・シンガーとして活躍してきたトプシーが選抜した地元N.O.
のゴスペル・シンガーが集まって結成したコーラス・グループなのですが曲に
よってリード・ヴォーカルを分担しているのが大成功の要因か。一端プレイヤ
ーに乗せたら全14曲、69分超を一気に最後まで聴いてしまうと思います。私
は冒頭の"Ain'tNo Sunshine"で早くも無抵抗状態、ニューオリンズへ今すぐ
行きたい・・・という衝動がもたげてきました。全体がとっても爽やかでまった
りしたジャズヴォーカルではないのが特徴。幅広く受け入れられそうです。

2004 USA TJE Production TJE-101
★★★★