トリシア・ブッテ
ニューオリンズの名門ブッテ一族の一人でスカンクちかの氏情報ではジョン・ブッテの姪だとのことです。シスタ・ティーディという別名を持つことでも知られているトリシアのソロ作と言ってもいいのがこの"Pledge to My People。他にも近作では Deacon John の "Jump Blues"の中で、ティーディの方の名前で歌っていたジャニス・ジョプリンの愛唱歌 "Piece of My Heart"の素晴らしさは格別。さらには意外にもノルウェーのオールド・スタイル・ジャズのグループ Ytre Suloens Jass-Ensembl でも泣ける戦前スタイルのブルースをたっぷり聴かせてくれていますが、98年のこのシスタ・ティーディ名義のソロ作ではアラン・トゥーサンのプロデュースの下、レゲエタッチのトロピカル・サウンドが特徴、一見まだ幼そうに見える時期にも関わらずさすが既に抜群の歌唱力を発揮しています。ホーンのアレンジも心憎いセンスで、全編レゲエ・ビートのソウルフル・チューンは格別なテイストです。 以上2003年某月記

appleJam特選 NewOrleansSounds
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New Orleans Club  / BluesWomenClub  対象コース会員様完全限定 蔵出しリバイバル選盤
レゲエ・ビートをベースに60年代レディ・ソウルをトロピカル・ブレンドした総ナイスな仕上がり
Cool Riddims & Sista Teedy Pledge to My People CD \2,990
+VERY LIMITED
トリシア(ティーディの本名)はこの時一体いくつだったのか? その歌には誰もぐうの音も出ないほど本格派レディソウルぶりが発揮されていて、もう言葉もありません。曲によってところどころフレッシュな幼さを感じる部分がありますがそれはどうみてもこの時の実年齢が若いからだと思います。#10で聴ける声など60年代モータウンかと思うほどピチピチにハジけています。ほぼ全編を包むレゲエ・ビートにナイスなホーンが絡んで、この雰囲気はもうたまらない魅力、ちょっぴりトロピカルなところもGoodです。〜〜と書いた日から早十数年、たまたま本作を血眼になって探していたお客様から再び感動・絶品の評価を頂き、2015年晩秋の今改めて蔵出しリバイバル選盤することにしました。この辺の作品はもはや今後CDで再発される可能性はゼロに近いので、20世紀の重要作品のひとつとして今後さらに貴重なヴォーカル・アルバムになると感じています。
1998 USA NYNO 9610-2
★★★★★

UMAMI = Much Love Funk Music!これがトリシアの体内磁石が差す方向か
UMAMI hree LIttle Piggies Music CD (Out of Stock)
シスタ・ティーディとPaul David と Kimb'lyは3匹のこぶたちゃんたちです。 〜〜 と紹介文のあるUMAMIのオフィシャル・サイト。直感的な理解では、トリシアを中心に沢山の若い才能が集って出来たいわば新種の赤潮的音楽微生物集団。きっとこの第一作はそんな才能集団の気象観測衛星、というかこの場合は潮流観測ブイと言えそうです。ジャズ、ファンク、そして新世代R&Bが混然と一体化しているサウンドは、特に今作から歌唱法を変えたトリシアの軟骨系深海生物っぽいヴォーカルが今後の方向性を象徴している気がします。ドラマチックな起伏が絵になる歌、トリシアの自分発見の旅はまだまだ続きそう。
2008 USA New Orleans Independent
★★★★☆

お兄ちゃんにアタシも負けないわよという女の直球、隅から隅までシリアス・ジャズ・ヴォーカルで仕上げた作品
Sista Teedy & Paul David Just You,Just Me CD (Out of Stock)
ニューオリンズを代表する屈指のシンガーとして、文字通り五本指の中に入りそうなのがジョンとこのトリシアのブッテ兄妹。兄のジョンもかつて "At The Hoot of Canal Street"というメインストリーム・タッチのジャズ・ヴォーカル作品を吹き込んでいますが、何となくこのトリシアのアルバムが兄貴へのアンサー・アルバムになってもいる形。より難易度の高い、ピアノ伴奏だけで仕上げたことにも妹の果敢なチャレンジ精神を感じます。兄との比較で(トリシア、ごめんなさい)円熟味とコクがまだまだ足りていない気もしますが、焦らずとも経験が彼女にそれを与えてくれるはず。五年後か十年後にまた同じデュオを聴きたい。
2007 USA Three Little Piggies Music
★★★★