トリ-オシティ (Tri-Ocity)
フォーマルなB3に酔いしれる硬派なオルガン・トリオ
Tri-Ocity / The Art of the Jazz Organ Trio \2,600tax in
資料によればこのトリオのリーダーはギタリストのデイヴ・コーバスとの
こと。実際の演奏はB3とギターのウェイトが共に等しく双頭コンボのよう
に聞こえます。タイトルからもオルガンとの共演無しに自らのパフォーマ
ンスは考えられないといった意気込みを感じます。比較的ファンキー・ジ
ャズで好まれるハモンドB3ですが、ここでは至ってフォーマルな王道の
モダンジャズ路線をひた走り、ハイライトとも言えるミンガス・チューン#8
はギター、オルガン共に圧巻、白熱のプレイ。ショーター・チューンの#6.
Night Dreamer もギターならではのフレーズの作りが印象的です。
USA Synergy Music (2002年6月の吹き込み)
Dave Corbus - guitar
Pat Bianchi - hammond b3 organ
Todd Reid - drums