ジョン・ブッテ&アップ・タウン・オクラ (John Boutte & Up Town Okra)
その濃さで日本でもベストスリーに入るのでは?と思えるルイジアナ通のお客様からの情報で知ったグループが彼ら。基本編成の楽器はマンドリン、バンジョー、ギター、ウッドベースにドラム。その名前のユニークさからただ者ではなさそうという気はあったのですが、さてその実体はといいますとこの二枚のアルバムは同じバンドであって同じではないと気が付きました。シンガーのJohn Boutte が加わる前と後ではガラッと音楽性が異なっています。それは色の違いだけでなく歌そのものの比重がまるで違います。これは実際に二枚をお聴きになれば一発で判って頂けると思います。いずれも個性的な点で出色の出来映えですが、歌に比重をおいた"Carry Me Home"のもつインパクトは半端ではありません。ちなみにこのブッテ家には他にも活躍中の姉妹がいてYtre Suloens Jass-EnsembleにTriciaがたっぷり入ってて、Deacon JohnのアルバムにもTeedyの方の名を名乗ってるTriciaを一曲聴くことが出来ます。(ティーディはトリシアの愛称とのこと)あと私が未聴なのがリリアン・ブッテ。果たしてこの一家は何人兄弟姉妹なのか?また情報ありましたら是非お寄せ下さいね。

*John Boutteのソロ作品はこちらのページです。

Johnの参加で20倍の濃さと比重を増した決定盤と言える一作
John Boutte & Up Town Okra / Carry Me Home \2,950tax in
冒頭から独特の触感をした歌声とシンプルな反復を伴うアコースティックなビ
ートに、一発で魅了されてしまいました。どうやら現在はリード・シンガーとして
Johnが加わってこのようなバンド名になったと思えますが、その差は決定的
なものを感じます。John抜きの彼らと今とでは20倍くらい説得力が違うようで
やはりシンガーとしての歌唱力とヴォイスのキャラクターの要素は大きいものが
あります。ゴスペル・ライクで力強い歌からソウルフルな歌まで、一貫して芯の
あるサウンドはカントリーが基調だった前作とは打って変わって迫力充分。とは
いえその前作"Potluck Dinner"も必聴に値するユニークさ。面白いバンドです。

2003 USA Boutteworks 品番無し
★★★★★

John Boutte : Vocal
Nick Backer : Mandlin
Brian Siegel : Guitar
Sam Price : Upright Bass
Danny Devllier : Drums
Steve Kierniesky : Banjo

ぱっと見の編成からは想像も付かない七変化の音楽性に降参します
Up Town Okra / Potluck Dinner \2,950tax in
(Out of Stock 売り切れ)
もし大手の店だと、余りにもつかみ所がなくて取り扱いを見送ってしまうかも
知れない、そんな音が一杯詰まってるアルバム。いわゆるルイジアナ・サウ
ンドでは決してなく、かといってN.O.のジャムバンド風でもなく、ことこの作品
の場合は一本の筆で描ける輪郭を持っていないこと自体が特徴と思えます。
カントリー・フレイバーを基調に思いついたことを何でもやる感じで、一種ワー
ルド・ミュージック風のエキゾチックさも持ち合わせています。マンドリンとバン
ジョーが小気味よく効いていてバンド全体のイメージはその二人がある程度
決定付けてはいますけど、色んな角度から楽しめる面白いアルバムです。

2002 USA 2002 Pickled Products Music
★★★★

Nick Backer : Mandlin and Vocals
Brian Siegel : Guitar and Vocals
Sam Price : Upright Bass
Danny Devllier : Drums
Steve Kierniesky : Banjo and Vocals


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