appleJam特選 NewOrleans'Treasures
ご注文方法 / このCDのカスタマー・レビューを投稿する

下記コメント中に茶色のリンクがある場合、対象の曲を試聴可能です。

ヴィック・シェパード
ドブロとアコギ一発での弾き語り、この路線転換の背景にあったもの
Vic Shepherd Crecent City Serenade CD \2,480
tax in
ニューオリンズを拠点にしているアーティストの場合、ハリケーン・カトリーナ
以前と以降とで人生そのものが大きく変わったという人が少なくないのを感
じています。ヴィックの新作に添えてあった彼自身が書いたプレス資料にも、
カトリーナ以降は心に見えるブルースの風景が変わったというようなニュアン
スの件がありました。その頃に Babe StovalDanny Barker に激しく触発
され、突き動かされる感じで作ったのがこの作品らしいことも判りました。恐
らくはヴィック自身がブルースの原点がこういう表現手法の中にあることを
強く感じ、一端自らを原典ブルースマンたちと同じ立ち位置に立たせたもの
かと感じます。もちろん各曲共にヴィック自身の個性というフィルターを
通った音故、類型のカントリー・ブルースともまたひと味違う、あくまでも
ヴィック・シェパードのソングブックという仕上がりです。試聴用には
歌に如何にもの彼の優しさが滲む#7.New Orleans Medley を。

2008 USA Self Released
★★★★

文字通り、芳醇なカクテルに気持ちよく溶けるクロマチックの響き
Vic Shepherd Chromatic Cocktails CD \2,480
tax in
ありそうでなかなか無いのがヴィックのようなスタイルのハーモニカ。クロマ
チックを駆使してジャズ、ブルースからラテンまでを視野に入れた上品なパフ
ォーマンスが最大の特色!それがここ日本でも多くの方の支持を得て、国内
での取り扱いがappleJam一店きりなのにも関わらず(前作が)通販で全国的
なベストセラーとなりました。今作は早くにヴィックからその完成の一報が入
っていて入魂ぶりが伝わってきた一作です。バンドのメンバーが全員入れ替
わっていますが、路線的には前作と全く同じ、今回のギタリストも実に渋いサ
ポートが光ります。ロリンズ・チューンの#12.Tenor Madnessをハーモニカと
ギターで軽快かつ流麗にキメ、まさに音楽のカクテルと言えます。

2004 Self Released NOH-0401
★★★★

Vic Shepherd - Chromatic Harmonica & Vocals
Paul Tarnispeed - guitar
Chris Sharkey - acoustic bass
Frank Nicotera - drums

Larry Scala - guitar on 9&12
Charles Brewer - drums on 9&12

クロマチックの響きにエグゼクティヴさも漂うシックなジャズ〜ブルース
Vic Shepherd New Orleans Harmonica CD \2,480
tax in
およそハーモニカに興味のある方でこの音に素通りの出来る方はあるまいとそんな
気持ちにさせる音です。普段は馬力のあるコテコテのブルースハープが好きな私で
さえも、このサウンドの素晴らしさには思わずガッツポーズをとってしまいました。単に
心地よいハーモニカなら他にいくらでもありますけど、ヴィックの場合は根底にある何
かが違います。芯が通ってるというのか、ニューオリンズの街が大好きで、その街自
体が醸し出す特有のエッセンスをしっかり含んだ音は説得力充分。時折からむスーザ
ホンも薬味になっているのと、流麗に絡むホーンセクションが光る"Harlem Noctorn"
の妖しさにはハーモニカの新しい魅力さえも発見しました。共演のギターも最高です。

2003 USA Vic Shepherd
★★★★☆

Vic Shepherd - Chromatic Harmonica & Vocals
Jimmy Lohman - Guitar & Vocal
Jack Carter - Acoustic Guitar
J.J.Juliano - Drums

special guests
John Fohl - Acoustic Guitar
Kirk Joseph - Susaphone & The Slicktones

ヴィック・シェファード
如何にもニューオリンズの人と感じさせるこの抜群のセンス。根っこにあるブルースとオールド・ジャズのテイストを、とっても上品なタッチでヴィック自身の色に染め上げています。ヴィックは元々はネイティヴ・ニューオリンズではないのですが、1978年に奥さんと一緒に居を移しその後一端は街を離れたものの、ニューオリンズの街に暮らさないと言うことが何を意味するかを悟ってすぐさままた戻ったというエピソードを持つ人。今や夫婦共々クレセントシティを終の棲家とすると決めたのだと思います。 この度の2ndアルバム"Chromatic Cocktails"も前作同様、徹底してクロマチックを吹いていますがその趣味の良さは格別!ハーモニカファンはもとよりあらゆる音楽ファンから支持が集まるのが頷ける内容となっています。(以上は2004年某月に書きました。まだハリケーン・カトリーナ来襲の前年に当たる年です)