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ウォルター・トラウト (Walter Trout)

BluesClub 2017年度会員限定 リバイバル選盤
全曲がニューマテリアル、DVDの Relentless は2006年5月14日録音で構成適度な音圧と全体的に柔らかなニュアンスのある録音が最高に心地よいライヴ
Walter Trout and the Radicals Relentless the Concert DVD \3,300tax in
トラウトのファンのみならず、全ギター・ファンにとってこんなに気持ちよく気分がスカッとするギターDVDはそうはないかも知れません。当日のトラウトのパフォーマンスが全編文句無しにカッコいいのはもとよりライヴDVDとしての録音バランスがこれ以上ないくらい柔らかく、きっちりと剛質系の音圧も残しているのです。80年代からシカゴ・ブルース・シーンに深く関わった後、ブルース・ブレイカーズのメンバーとしても活躍、90年代に入ってからのソロ作はいずれも軒並み高評価を得てきた、ニュージャージー出身のまさに不世出の凄腕ギタリスト。世界中に沢山のファンを持ち、その全身から発散されるヴァイタリティで今もなお新しいファンが生まれ続けています。本編1時間59分超+ボーナス映像で全165分。
2006 BSMF BSDV-3004 輸入盤国内盤仕様
★★★★★

CDの Relentless は DVDとは一日違いの2003年5月13日録音
Walter Trout/ Relentless CD (Out of Stock)

冒頭から炸裂するS.レイ・ヴォーン・サウンドに一瞬でアドレナリンが沸点に。ストップ&ゴー的なブレイクを活かしたリフもカッコ良いですが、それに続くソロはまさに怒濤の展開、緩急自在の技にも思わず口がぽかんと開いてしまいます。中盤に連続して登場するジミヘン・テイストをしたうねりのある曲をはじめ歴代のアイドルの特徴を完璧に自己のスタイルに取り込んでいる点もトラウトの確かな魅力。スカッとする一枚。
2003 German RUF RUF-1083
★★★★

全曲において個性派ゲストと一対一で激突した、まさに一世一代の名勝負集
Walter Trout and Friends Full Circle CD (Out of Stock)

ブルース、それもとりわけブルース・ギターの好きな人なら名前を見ただけでどきどするような人たちがここに居ます。ジュニア・ワトソン、ギター・ショーティ、ディーコン・ジョンにジェフ・ヒーリーにバーナード・アリソンにそしてトラウトの元ビッグ・ボス、ジョン・メイオール。他にもまだ居ますがそういった人々が曲毎にゲスト参加、それぞれの特質を活かした曲、アレンジによる文字通りの真剣勝負による全13曲。違うのはこのギター道場に流れるのが斬られた人の血ではなく両者の清々しい沢山の汗であること。そして聴いている貴方も手に汗握る70分超を経験することになるのです。マジ凄い一枚!
2006 輸入盤
★★★★

王道のギター・ブルースで堂々と歌い上げる様に惚れ惚れする一作
Walter Trout Go The Distance CD (Out of Stock)

ほとんどスライド弾きをしないというか、全くやってないのにも関わらずたっぷりとスライド奏法を聴いたような気がするギターサウンド。それはきっとトラウトの思い切り粘りけのあるディストーション・サウンドとタメの効いたチョーキングに関係ありそうです。特に#10に顕著で、ヘヴィかつうねりも伴う音の塊の中を這うギターはドラマチックでさえあります。定型のスロー・ブルース#12はギター好きのブルースファンが最も好む曲調、ここでもオルガンが中和剤の役割をしていて曲としてのバランスが最高に良い仕上がり。そのオルガン・ソロに続くトラウトのソロは出だしのフレーズだけでK.O.もの。
2001 German RUF RUF-1067
★★★★★

満タンでトラウトのギターを堪能出来るヴェリーナイスなライヴ2枚組
Walter Trout/ Live Trout 2CD (Out of Stock)
2000年3月のタンパ・ベイ・ブルース・フェストでのステージを収録したライヴ盤。快調にヒートアップしたキレのよいストラト・トーンはギター・ブルースファンにはストライク・ゾーンのど真ん中直撃間違
い無し。後半、さりげなく登場するディラン・チューン"I Shall be Released"が新鮮に響くのも印象的。まったりしたテンポ、タメの効いた呼吸が似合う点単に弾き倒し系ではないことの証でもあります。
2000 German RUF RUF-1051
★★★★

抜群のドライブ感とグルーヴネス、歌心も満点のトーンは絶品
Walter Trout / Livin' Every Day CD (Out of Stock)

程良い深さのディストーションと心地よいドライブ感がまず快感を誘います。いわゆる歯が浮いてきそうな甘美な歪み感と豊かな歌心は、ネタを選ばずハードロッキンなブルースでもファンク・ブルースでも自在に歌い上げる感じ。もろサンタナになるのを堪えつつもやっぱりサンタナになってしまうという#6は特にギターインスト好きのドツボにハマりそうですが、バンドのコンビネーションとその軽妙さはハードでもうるさくないサウンドの秘訣かも知れません。特にオルガンの使い方が非常に効果的で印象に残ります。ヴォーカルも上手いのと声質自体がかなりいい感じなのでそれが二重の強みかと。
1999 German RUF RUF-1035
★★★★★