ウォーレン・バティステ
バンジョー奏者William Battisiteを父に持ち、幼い頃から音楽的な環境が整っていたせいか子供時代にマスターしたギターを武器に、主にストリート・ミュージシャンとして活動してきたらしい人。本格的なジャズを学ぶにおいてはバリー・ハリス(p)やフランク・フォスター(sax)等からのアドバイスも大いに役立った様子がライナーに記載されていました。ネット上でサンプル音源を聴いた瞬間、これはご紹介しなければと燃え立った一枚だったのですが、ほぼ同時期にお客様から2001年に出した作品もあるという連絡を頂き今般2Wとも導入した次第です。お聞きになると判りますがストリートだけでは勿体ないくらい、メジャーから何枚もアルバムを出していても不思議ではない実力の持ち主です。パフォーマンスに色気も華もあるのが強みで特に2004年の"Just Friends"はその円熟味と同時にアルバムとしての完成度の高さに驚きます。(以上は2004年某月に書きました。

appleJam特選 Jazz
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録音それ自体が疑似50年代している感じの、なんともマニアックなモダン・ジャズ・ギター
Warren Battiste  Quiet Storm in New Orleans CD (Out of Stock)
今回ライナーを執筆した二人の人物が共に相当リキが入っていることが
窺い知れる作り方。ニューオリンズの音楽関係者にとってウォーレンを世
に紹介すること自体かなりな喜びであることが判ります。作風的にはジョ
ー・パスがパブロからかつて盛んに出したオスカー・ピーターソンと組んだ
モンタレー収録のステージを彷彿とします。こちらはスタジオ録音ですが、
全編古き良き時代の音が録音も含めて見事に甦っています。今回は特に
エンジニアが50年代サウンドの再現を意識したことは確実、リバーサイ
ドやVee-Jayジャズの音がそのまま生き写し、二重に嬉しい気がします。
曲によってケリーにもピーターソンにも聞こえるピアノも好いセンス!

2008 USA Progressive PCD-7146
★★★★

パーソネル
Warren Battiste - guitar
Larry Siebert - piano
Jim Markway - bass
Richard Hale - drums

ギターの音色、歌心、スイング感、それらすべてに大満足するギター・トリオ
Warren Battiste Just Friends CD-R (Out of Stock)
まずウォーレンの奏でるギターの音色に参ってしまいます。
まろやかでふくよか、それでいながら決して厚ぼったくない
この音、そう簡単に出せるものではありません。その音で繰
り出す趣味の良い小品群、いずれのパフォーマンスも文句無
しの第一線級です。それはサポート陣にもいえて全体のバラ
ンスも見事です。トレーン・チューン"Impressions"の味なプレ
イの後に作品自体キュートな"Satin Dall"を持ってくる辺りも
よく考えて構成されています。王道で勝負する掛け値なしの
実力派、ジャズギター好きは聴かないと絶対損する一枚。

2004 USA Nocturnal Records (品番無し)
★★★★

Warren Battiste - guitar
Bradford Truby - up right bass
Chris Davis - drums

その手堅さに知るウォーレンの実力の程、ゴキゲンに渋い一枚
Warren Battiste Street Jazz CD-R (Out of Stock)
ジャケ写ではピックアップ付きのアコギを抱えていますが実際の
音から判断する限りではエレキのフルアコでレコーディングした
模様です。2004年盤"Just Friends"との比較で、こちらではトレ
ブルを限界まで絞ったと思える、ジム・ホールの音に近いウォー
ムトーンで淡々としたプレイが印象的。ヴィダコヴィッチのドラム
もインタープレイと言うよりはサポートに徹していて作品全体が
地味に聞こえるのは、デビュー作としてドライヴ感よりも手堅さを
優先した結果かと想像します。それにしても渋い一枚です。

2001 USA Self Released
★★★★

Warren Battiste - guitar
Nobu Ozaki - bass
John Vidacovich - drums