アストラル・プロジェクト
ニューオリンズ屈指のドラマー、ジョニー・ヴィダコヴィッチ(Johnny Vidacovich)を軸に徹底的にメインストリーム・ジャズを展開しているユニット。インパルス全盛時代のフィーリングを放つサックスのトニー、7弦ギターを縦横無尽に操るテクニシャンのスティーヴとメンバー全員が懐も深ければ引き出しも多い人たちで、その有機的なインプロビゼーションは最高にスリリングです。彼らの放つ独特のうねり、それが言葉に代えがたい魅力で、硬派のジャズ・ファンには嬉しいサウンド。フリーとモダンの境界線上にあるアストラル王国、ますますその牙城は堅牢なものになっていくようです。 2004年某月記

appleJam特選 LouisianaNewOrleansSounds
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フリーとモダンの狭間でうねる躍動感、全編が限りなくツボにはまる音
Astral Project Cowboy Bill CD
(Out of Stock)
彼らのパフォーマンスが持つ根元的なエネルギー、躍動感には、ジャズが本来持っているインプロビゼーションの楽しさが充満している感じです。お店で受ける感覚としては今までのところヴィダコヴィッチファンが主に好んで聴いているように感じていますが、それだけではほんとに勿体ないものがここには詰まっています。ギターファンもホーン好きも共通に夢中になる要素が多くて、集合体としての魅力と同時に個々の奏者のインプロヴィゼイションも大いに輝いています。
2004 USA Astral Project Self Released APR-2004
★★★★
Steve Masakowski - seven string guitar,synths
Tony Dagradi ts & ss
James Singleton b
John Vidacovich ds,perc

インパルスの音が蘇ったかのようなテナーの怒号に感激
Astral Project Big Shot CD
(Out of Stock)
まるでトレーンやドルフィーがまだ元気で街を闊歩していた頃のような音に思わず嬉しくなります。リズム隊も含めて彼ら全員があの時代のジャズに計り知れない愛情と憧憬がある感じで、録音された音の質まで似ているのは相当にこだわっているのだと思います。時にはトレーン+ジミー・レイニーみたいな、新鮮な音の組み合わせとジョン・マクラフリン風のギター等曲によって表現のニュアンスに幅はありますが根底に流れているのはモーダルなうねりをバンド一体で生み出そうというあの手法。g + tsとリズム隊の四人で腹に響くサウンドを送り出しています。聴き応え充分です。
2002 USA Astral Project Self Released APR-2002
★★★★
Steve Masakowski - seven string guitar,synths
Tony Dagradi ts & ss
James Singleton upright b
John Vidacovich ds,perc

2005年3月12日 New Orleans Snug Harbor にてライヴ・レコーディングDVDとCDの2枚組 + mp3でのおまけファイルにも全曲収録という、まさに時代の申し子的製品
Astral Project Cowboy Bill DVD + CD (Out of Stock)
このセットにはDVDとCDがそれぞれ1枚ずつ収納されているのですが、その内容は DVD > CD という図式です。つまりは両ディスクとも同じ日の同じ演奏が収録されているのですがDVDの収録時間は92分であるのに対しCDは68分の収録という寸法。夢幻的にうねるアストラル・ジャズ特有の波動が映像にどのようにキャッチされるのか、それがとても楽しみだったのですが、例えばトニーのサックス・ソロの背後において絶妙の呼吸でそこに僅かな空気溜まりを作り出すジェームスの軟体深海魚的なベースワークと、その空間に三次元的な色彩を加えるヴィダコヴィッチの芸術的なドラムが絡んでいく様は目が吸い付いてしまいます。全編片時も目が離せない素晴らしいパフォーマンスをキャッチ!
2006 USA APR-2006
★★★★

アストラル・プロジェクト(Astral Project)
モーダルかつジェントリーに拡がるイマジネーションの世界、一種熟成の境地に達したか
Astral Project Blue Streak  CD (Out of Stock)
トニーのテナー・サックスには、明らかにコルトレーンのシーツ・オブ・サウンドの手法が感じられる一方で、トレーンが一端吹き出したら最後、次々自分の音に触発されて最後には何処へたどり着くのかが判らないくいらいスリリングかつ不安定な気持ちにさせる要素があった反面、トニーの場合は着地点がリスナーにもはっきりと見えている点が大きく異なる感じ。特に今作はその傾向が強く、グループとしても安定期にいよいよ入って来たのかも知れません。無国籍テイストな曲が続く中、マサコウスキーのオリジナル#7.Once Wasは珍しく変形ホンキートンク・ジャズ。総じて今回は大人の音、成熟かつ熟成した職人の技が光る工芸品のようなジャズに仕上がった感じです。
2008 USA 2008APR  New Orleans Independent
★★★★