ベニー・ウォレス
1946年テネシー州チャタヌガ生まれ。71年までは地元で活躍の後、同年NYに進出。もともとユニークな人ではありましたけど、ジャズとしては型破りなスティーヴィー・レイヴォーンとの共演、その86年の新生ブルーノートでの「トワイライトタイム」のイメージがいまだ鮮烈です。当時、リアルタイムにはレイヴォーンの方を目当てに買った私はしばらくの間ウォレスの本当の良さに気が付いていなかったという経験をしました。一端良さが判ると今度は病みつき状態。しかし、メインストリームのジャズ・シーンでは彼の個性は受け入れられにくかったのか、その後シーンからはしばらく姿を消し、93年まで映画音楽の制作に専念していたとのこと。98年に心機一転、元のジャズシーンにカムバック、その後日本では二度のSJ誌GoldDiscを受賞しています。この作品はそのカムバックした年の作品で、王道中の王道を行くフラナガンと真っ正面からメインスリームジャズに取り組んでいます。

appleJam特選 Jazz
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歌物に抜群の表現力を増したメインストリームの王道を行く作品
Bennie Wallace S/T CD \2,480
+税
いつものトミフラ節で序章の幕開けとなるこの復帰作、ウォレスのテナーが滑り出すように流れた瞬間、そのオーソドックスさに驚きましたけど、さすがはウォレス、のってくるとそう強烈ではないにせよ随所にあのうねるフレーズが飛び出してほっとしました。共演のトミー・フラナガンのピアノがまたこれ以上ないくらいまろやかでバランス的には丁度均整が取れてるような気が。切々とブロウするバラードから中盤コール・ポーター作の"So in Loveでは気持ちの良いタイム感で適度に力の抜けたソロが絶妙、ビリー・ストレイホーンの"UMMG"では彼の魅力を再発見するパフォーマンスににんまりです。
1998 USA Audio Quest AQ-CD1051
★★★★★

Bennie Wallace - ts
Tommy Flanagan - p
Eddie Gomez - b
Alvin Queen - ds
(収録棚 CD17 stock2)