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ビリー・ボーイ・アーノルド(Billy Boy Arnold)
ジミー・ジョンソンのペキペキ・ギターにもぐっと来る一枚。1984年
パリ吹き込み、Black & Blue原盤の音源ですが、この時代のパリ
吹き込みの特徴は、余分な音がほとんど入ってないソリッドさにあ
る感じで、それがスリリングでさえあります。ビリー・ボーイのハー
モニカもやけにシリアスで、どリアルな凄みさえ感じます。ジミーの
ギターが良い薬味になってる#4.My Baby、良きシカゴブルースの
典型をいく#8.Last Night等どれも聞き物がズラリ、思わず腰を振り
たくなる#9.I Done Got Overも最高で、実にクールな一作です。
1998 USA Evidence ECD-26061
この吹き込み当時58才、丁度脂の乗りきったベスト・コンディション
でのカムバックだった訳ですが、長らくシーンから遠ざかっていたと
はいえ、かつてのボ・ディドリーとの活動等、数々のスタジオ・ワーク
で知られる典型的なシカゴ・ハーピスト。ストレートなブルースよりは
R&Bタッチ、R&Rタッチな作風の、93年と95年に発売されたアリゲー
ターでの二作品は旧来のコテコテ系のハープファンからはやや軽んじ
られていますが、実はシーンでの評価は結構高くファンも一気に拡大
しました。まさにこの2作で完全復活を果たした感じです。ブギーにシ
ャッフルにと、肩の力の抜けたパフォーマンスは正にオトナの味わい!
1993 USA Alligator ALCD-4815
もし貴方がブルースハープを吹くか吹きたいなと思ってる方なら
このアルバムは是非とも聴いて欲しい1枚です。特に ビリーのオ
リジナル#2 Don't Stay Out Allnight はこれこそハープの醍醐味、
ブルースの醍醐味炸裂のナンバーで、ややすっとこどっこい調の
ドラムが微笑ましいですが、ハイテンションなスローブルースのエ
グ味たっぷりです。ボブ・マーゴリンのスライドも血管がはち切れ
そうな勢いで強烈!の一言。小品ですが#Been Gone toLong は
印象的なコード進行でとてもクールな一曲。ここでのジェームス・
ウィーラーのギターも地味ですが光ってます。うぅ、たまりません!
1995 USA Alligator ALCD-4836