Chucho Valdes
スペインに新たに登場したラテンジャズ専門のレーベル、Yemaya Records。その口火を切る三作品のうちの一枚。チューチョはキューバ在住のピアニストでイラケレの音楽ディレクターとしても知られていますが、そのタッチはルベーン・ゴンザレスを思わせる深みとコクのある演奏でジャズファン以外にも多くの方に喜ばれそうな気がします。さらにここでベースを弾いているのはあのブエナビスタ・ソシアルクラブのオルランド・ロペスで(Cachaitoは彼のミドルネーム)ゆったりとしたラテンのリズムにはまさに適役。吹き込みは1970年、1982年と1986年。

※タイトル表示でよくある「S/T」は Self-Title の略で、名前それ自体がタイトルの場合に使われます。

ルベーンとソニーが合体したみたいな気持ちいいピアノ・トリオ
Chucho Valdes feat. Cachaito - S/T \2,800tax in

典型的なラテン〜キューバンものからサンバ、さらにはソニー・クラークを
思わせるモダン・ジャズものもありますが、いずれもピアノのおいしいところ
を満載した内容。#3はソニー・クラークのタイム盤に混ぜてあっても違和感
がなさそうな曲で、実際アルバム全体があのタイム盤にそっくりな録音の
され方で縁を感じます。#8 「サニー」のカバーはもろキューバンタッチにア
レンジされていて印象的。#13以降のオリジナルがショパンのエチュード風
で驚きます。もろラテン〜キューバンの曲ではルベーン・ゴンザレスを彷彿
とする哀愁味漂うゆったりした曲が格別の味わいです。お薦めです。

2002 Spain Yemaya Records YY-9421


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