クロウディア・ベッツィナグリオClaudia Bettinaglio
前作のトム・ウェイツ・ソング・ブックともいえる"Saving All My Love"で多くのファンを魅了したクロウディア。その歌唱法はまるでアグレッシヴ劇団のパフォーマーのようでもありますが、出身も活動地もスイスというヨーロッパのシンガー。既存のスタイルやカテゴリーを全く気にしない風の彼女の歌にはカテゴリーで音楽を区別することの無意味さをつくづく思い知らされますが、前作"Saving All My Love"の方ではナッシュビルの名うてのプロデューサーでもあるFred Jamesがギター、ラップスティール、ドブロで全面参加、実に素晴らしい作品を作りました。今回はプロデューサーに彼女と同じスイス出身の Hank Sizzoe が当たり演奏にも参加、純粋にヨーロッパ原産の一作となりました。全曲自らの楽曲で歌い綴った新作"Sometimes"の素晴らしさは、言葉に置き換えられないくらいです。クロウディアの歌唱自体が曲を形にしているその実感が良く判る作品でそのことにまた魅了されてしまいます。


ン・カテゴリー部門で今年最高位の一枚。色的にはハーフトーンの世界
Claudia Bettinaglio / Sometimes... CD\2,580
tax in
クロウディアの何が最大の魅力か 〜 それはやはり一発で彼女と判る
その独特のヴォイシング。陰影と抑揚に富んだこの節回しはもはや一切
のカテゴリーを超越していて、あたかも無言のあのパントマイムを観てい
る錯覚さえ覚えます。緞帳が上がったときそこにはスポットライトに照らさ
れる彼女の独り舞台。それでいて単調になってないのがクロウディアの
底知れない実力が裏付けになっています。今度のこのアルバムは全曲
がオリジナル、しかもプロデュース及びギターが全曲Hank Sizzoe!この
最強の布陣で聴く歌にはまさに別格という言葉が頭を過ぎります。

2003 German CrossCut (Claudia Bettinaglio原盤) CCD-12006
★★★★★

楽曲の良さをも超えた個性派シンガー、聴いたら誰もが虜になりそう
Claudia Bettinaglio / Saving All My LoveCD
(Out of Stock)
特定のカテゴリーに収まらないいわゆる超個性派シンガー。アルバム自体はいわゆる
トム・ウェイツ・ソングブック的な構成なのですが、何が素晴らしいかって題材にトムを持
ってきただけで、実際は100%クロウディアのセンスで仕上げられている点です。特に#2、
#5は曲調がもろトム・ウェイツなのをとろ火で一晩鍋にかけることで全くのクロウディア
特製シチューにした感じ。アコーディオンも単に切ないのでなく無限にイメージが広がる
ような使い方。#8はまるでシャンソン、#9はオクターブ奏法のギターを活かして小粋な
アーバンブルースに、#12はディランが好んでやりそうなオルガン入りのゴスペル・フィ
ーリング満点のアレンジが最高! とにかく参った!のひとことで、これを知らないより
知っていた方が確実に心が満たされそうなハートフルな一枚。絶対聴くべしっ!
2001 German Herman's HE-024-2

*このアルバムをプロデュースした Mary-Ann Brandonの作品も素晴らしいです。
★★★★★


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