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ハンク・クロウフォード
生涯飽きない盤があるとすればこの73年のハンクはまさにそんな一枚
Hank Crawford Wildflower CD \2500+税
スタンリー・タレンタイン、グローヴァー・ワシントン,jr.と並ぶジャズ〜フュージョン界屈指のサキソフォン奏者ですがあとの二人との決定的な違いは彼は決してメロウというより、やや硬質なトーンを好んでいたという点です。ここでもリチャード・ティー(kb)やボブ・クランショウ(b)が比較的メロウなタッチで共演しているんですが、ハンクはあくまでブリブリと豪快なトーンで迫ってきます。それはまさに強烈なコントラストを生み、アルトという楽器が人の肉声音域に近いことも伴って、あたかも声量豊かなシャウターの歌ものを聴いてるような気がしてきます。ジョー・ベックのクールなギターがカッコいいキャロル・キングの#1.Corazonや、切々とテーマを歌い上げるハンクのアルトが強烈な印象を残す#5.Good
Morning Heartache等、CTI の一時代を築いた金字塔の一つとして今も燦然と輝く一作です。今聴いてもとことん熱いっ!!
★★★★★
2001 France Sony/CTI 5051662
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