The Albums of included Jan Mittendorp
オランダのブルースレーベル、Black and Tan や ドイツのブルース・レーベル、CrossCutからリリースされているアルバムの中で、地味ながらもすみにおけない渋いギターを聴かせる職人肌のギタリスト、ジャン・ミッテンダルプ。ここにはそのジャンが全面参加している必聴作品を集めてみました。

渋くてタフな歌に嬉しくなる1枚、サポートの堅実さも勝因と感じます
Roscoe Chenier / Waiting For My Tomorrow \2,580
tax in
何となくそれが当たり前かのようにアコーディオンが混じっている
#8.Rooster Bluesがあったりするところがやはりルイジアナのブル
ースだぞという展開。何曲かで聴けるディープなリヴァーヴが気持
ちよいエレキが実は私は大好きで、これは今やBlack and Tanの
顔ともなったJan Mittendorp が今回も参加しています。恐らくはロ
スコー以外の全員がオランダのブルースマンだと思いますが、こ
こではその堅実な仕事ぶりが実に気持ちよく耳に届きます。ブッ
クレットのすべてのページにロスコーの写真があしらわれている
点等、このCDの関わった人全ての愛情を感じる瞬間です。

2006 Holland Black and Tan B&T-027 - Independent Blues

ミシシッピー・デルタからの直球勝負作が新時代をリードする
これがブーブー印のデルタ式ブラック・ミュージック改 2006年型!

Boo Boo Davis / Drew,Mississippi CD \2,580tax in
誰にも生涯に何度かの大変身や方針転換の岐路に立つシーンはある。
そこで変身するかしないか、今までとは別の道を行くかどうかは大抵は
個人的な問題。でもこのブーブーの場合は今までのスタイルで培ってき
たファンをかなり驚かせることになることを相当に意識した上でのこれは
大変身だったのだと思います。ドブロ・チューンにDJのスクラッチが被る
ファンキーな#2のミクスチュア・ブルースや、ドラムレスのドブロ・チューン
にシンセ・ストリングスが被る表題曲の#4等、いずれもが従来型のブル
ースからは大きく飛躍した作り。今回は全曲がそうした勝負作であり意
欲作、99年盤から追ってきた耳にこれは画期的な変革に思えます。

2006 Holland Black & Tan B&T-029

ハーモニカに益々存在感を発揮する、その重量感に圧倒されます
Boo Boo Davis / The Snake \2,580
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今回も前作に引き続きヴォーカルとハーモニカに専念。ドラム等は交替して
いますが、ピアノとギターは前作と同じ人。特にギターのJan Mittendorpはい
つもながら、抜き身のロングソードを思わせる切れ味にぐっときてしまいます。
ミシシッピ・スピリットで底がためしたシカゴ風のブルースは時々ウルフそっく
りになるヴォーカルと相まって強烈なインパクトを発散。中でもタイトル曲"The
Snake"はずしんとしたものを感じるヘヴィ級のブルース、ぐいぐいと引き込まれ
ます。個人的なベストは#10、躍動感に満ちたシンプルなリフが活き活きした
ブルースのダンスチューン。これ聴くとほんとにステップを踏みたくなります。

2004 Holland Black & Tan B&T-018

ヴィンテージ・シカゴの香りとセットになったリアル・デルタ・ブルース
Boo Boo Davis / Can Man \2,580
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典型的なミシシッピー・モダン・ブルースのシンガー&ドラマーですが根っこに
シカゴ・ブルースを引きずっている感じで、時折もろウルフになるのが特徴。
前作はアーサー・ウイリアムスのハーモニカを全面的にフィーチャーしていて
ハーモニカファンは思わずうっとりしたと思いますが、今回はそのハーモニカ
も自分で吹いています。これがなかなかナチュラルで、おお!やるじゃん!!
という手応え。全体的にとても豪快な作りで、ど頭から飛び出すインパクトの
ある切れ込み鋭いギターは Jan Mittendorp。 appleJamのお客様には既に
パーシーとロスコーのアルバムでお馴染みのオランダでも指折りのギタリスト。
これだけ重量感のある王道を行ったブルースが新録で楽しめるとは幸せっ!

2002 Holland Black & Tan B&T-012

RoelのハモンドとJanのギターもたっぷり聴けてこれ以上ない満足感!
Burton Gaar / One Hundred Pound of Trouble \2,580
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ブルースとザディコの両方のシーンで重要な働きをしているベースマンで、ここではオル
ガンを含めた四人編成、かなりモダンなブルースを展開しています。何と、そのオルガン
がサンセット・トラベラーズのRoel Soanjers、そしてギターにはJan Mittendorpという小躍
りしたい布陣!個人的にはこれは宝物に等しい一枚で、Janのギターの、地味ながらも素
晴らしい味わいは、Black & Tanから出ているRoscoe ChenierとPercy Strotherを聴いた
ことがある方なら説明不要ですが、ここでは#4で特に素晴らしいセンスを見せています。
短いソロですがはっとする一瞬。バートンの歌は時にソウルフル、時にパワフルに多面的
な顔を見せて、さすが腕のいい職人だけあって自らの演出面もきちっと出来ています。

1997 German CrossCut CCD 11053

50年代がいきなり蘇ったかのような渋いサウンド
Percy Strother / Home at Last \2,580
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ここで聴かれる徹底したコテコテぶりなシカゴ・ブルースは、50〜60年代
のシカゴブルースへの情念が吹き出している気がします。1946年生まれ
ですから50年代シカゴ・ブルースの黄金時代にまだまだ幼い少年期だっ
た訳ですが、自らが成熟した今、こうして力一杯ブルースをやれる幸せを
彼は感じているに違いない。聴いててこんなに説得力と至福感にあふれ
た作品は珍しいです。ギターはオランダの実力派 Jan Mittendorpが参加
していて、それも作品のグレードをぐっと持ち上げた感じがします。ナチュ
ラルなトーンで渋くきめてるのがポイント高いです。

年度不詳 Holland Black & Tan BT-002

これこそルイジアナ・ブルースの真骨頂!惚れ惚れします
Roscoe Chenier / Roscoe Style \2,580
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持ち前の渋い喉とナチュラルかつレトロなサウンドをしたギターがGoodです。
バンド付きの軽快なトラックを聴いてるとそれほど目立ちませんが、ライトニン
・スリムの曲"Geneva"やラストの"Tom CatBlues"のような弾き語り風のスタ
イルになると、俄然ドスが効いてきます。かつて50年代半ばに、ライトニン・ス
リムやレイジー・レスター達と一緒に仕事をしていたルイジアナのブルースマ
ンで1941年生まれ。もう相当のベテランの一人ですが、トレモロを多用した
ギター等、全体的にもルイジアナ調のこのアルバム、地味ではありますが実
に渋く出来上がっております。Jan Mittendorpが脇を固めています。

年度不詳 Holland Black & Tan B&T-001


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