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ジョー・ベアード
1938年ミシシッピーはアシュランドの生まれ。その後シカゴを経てNYで活躍したのでNY出身として紹介されることも多い人。プロフィールの読み違いでなければどうやらマット・マーフィーを見出し育てた経緯もあるようです。時にジョン・リー・フッカーのようでもあり、時にライトニン・ホプキンスを思わせる素朴なスタイルはジョーのブルースが非常にベーシックなスタイルの上にあることを物語っています。主にシカゴ・ブルース・スタイルが中心ですが肩肘を張らない自然体のパフォーマンスに奥行きを感じるのは私だけではないと思います。現役バリバリで活躍しているので今後とも注目しようと思っています。
生まれはミシシッピでもスタイルは典型的なシカゴ・ブルース。
前作の共演で余程ロビラードとポートノイが気に入ったか、ここ
でもしっかり共演。ブルース・カッツのB3とピアノも良いサポート
をしています。コブスの"You Don't Love Me"やリッキー・アレン
の"You'd Better Be Sure"のカバーもゴキゲンですが沢山ある
オリジナルが素晴らしいのが才能を伺わせます。オリジナルで
勝負して説得力がある、というのはやはり無敵の要素のひとつ
ですよね。シブさにぐっと来る場面が多くて大満足の1枚です。
2000 USA Audio Quest Music AQ-CD1055 (ジョー・ベアード/ディーリン)
96年のロニー・アールとの共演で成功を収めて、さて次は誰とやるか?
もう誰だって真っ先に思いつくのがこのデューク・ロビラードですよね!
で、ロビラードとくれば最高に相性の良いハーモニカ、ジェリー・ポートノ
イもってことでアンド・フレンズになったと想像します。よく聴くとベアード
自身はロビラードの方がやりやすそうで、こっちはごく自然体でやってる
のが判ります。#7のスローブルースも最高ですが#8や#11でのポートノ
イも最高でうぅ、たまりませんぞ!これ。ドラムのPer Hansonも前作に引
き続きファイン・サポート。特に#12の抜けが良いですね。これも最高!!
1998 USA Audio Quest Music AQ-CD1049
ベアードがロニー・アールのブロードキャスターズと、ロニー付きで共演。
ロニーのファンでなくとも、彼がサポートに回ったときどれくらい良い仕事
をするかは定評のあるところ。ここでも比較的オーソドックスなシカゴ・ス
タイルの中でベアードの魅力を一層際立たせています。さらにパーシー・
メイフィールド作の#4.Sinners Prayerではファットヘッドのテナーが抜群
の効果を生んで、文句無しこのアルバムのハイライトになっています。こ
ってりまったりしたスローとなれば俄然水を得た魚になるアール、ベアード
も最高に気持ちよく歌っているのが判ります。文句無し最高のお薦め!
1996 USA Audio Quest Music AQ-CD1039