ジョン・オーティン(John Autin)
同じラバダッシュ制作の Big Daddy "O" や Al Broussard のアルバムのプロデュースもやっていたジョン・オーティン。その二作とも本人の持ち味と才能をマックスまで引き出している点で彼の凄さは判るというものです。その彼のミュージシャンとしてのキャラクターは意外とあっさりした淡泊なテイストですが、しかし例えばチューバを絡めて素朴なピアノと歌を乗せてみたりと要所では実に考え抜いた音作りをしている人でもあります。(以上は2002年某月某日に書きました)
appleJam特選 NewOrleans'Sounds
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類似穴倶楽部 /Jewel Jazz Club 歌もの、ピアノ・トリオ、そしてプラス・サムシングの多彩な作りが特徴 John Autin Piano Town CD \2,850tax in 基本はピアノ・トリオ編成ながらも随所に合計11名の多彩なゲストが 参加。特にホーンアレンジにエリック・アレキサンダーの名前がある のが頼もしく、しかもプロデュースが Cindy Scott なのが当店的には なお嬉しい要素。シンディの小粋なセンスは#6.Haute' のピアノ・ソロ にも現れる現代風のフュージョン・テイスト、#9.Don't Explain でのイン パルス・テイストに反映されている気がします。曲自体大好きな #3. On the Sunny Side of the Street はプチ・セカンドライン・ビート が 心地よく、本作のハイライト・トラックになっている感。ここにあえて ホーンを入れずギターだけにしたのが凄く良かった気がします。 2011 USA Rabadash ★★★★☆ John Autin - piano, vocals Herlin Riley - drums Roland Guerin - bass |
多くが被災後の書き下ろしで構成、注目の新録ニューオリンズ・ベネフィットCD V.A. From the Lone Star ...to the Gulf Coast CD \2,850tax in ニューオリンズを襲ったハリーケーン「カトリーナ」以降、折に触れて近況 報告を寄せ続けて下さっていたのがラバダッシュのジョン・オーティン氏。 水没してしまったご自身の自宅兼オフィスの再建がもっか進行中等そん な大変な中届いた逞しくも嬉しいニュースがこのアルバムの完成でした。 ジョンさんも自ら演奏とプロデュースに加わり希望と思いの丈をすべて注 ぎ込んだ感じ、ご自身のレーベル名の併記はまさに一種の記念碑でも あります。トップを飾るそのジョンさん他 Cool BoneやBig Daddy 'O'をはじ めラストは故郷のBig Easyに帰るんだ、と歌うRockin' Jakeもゴキゲン! 2005 USA Rabadash /Duplium - ★★★★☆ |
N.O.ピアノの素朴さとシンガーとしての素朴さが合体 John Autin Piano Face CD \2,850tax in ジャケットだけだとヒーリングものかと思ってしまいますが、これが なかなかのくせ者で、一回目より二回目、二回目より三回目と聴く ほどにジョンの懐に取り込まれてしまいます。恐らく自分自身のキャ ラクターは何処にあるかというのを自ら見極めてこういうジェントリー なアルバムを作ったと思います。時にフォービートのジャズも飛び出 す多面性はシンガーとして、ピアノ・プレイヤーとしての魅力を存分に 発揮しています。基本的に都会っぽい音で洒落たバーやカフェなん かで流れたら抜群に似合いそうな音。結構ニクイ作品です。 2002 USA Rabadash RAB015 - Independent Music ★★★★ |