ジョン・ランキン(John Rankin)

まさにギター・ミュージックの魔術師と言えるニューオリンズのフィンガー・ピッカー
John Rankin Last in April First in May CD \2,850tax in
ガットギターで表現することが出来る、およそ思い付く限りのアコースティック
なサウンドを全部ジョン・ランキン流にやってみたぞ、という作り。旧作をご存じ
の方には説明不要、恐らくジャンルという概念が彼には無くて、あるのはひた
すら美しい音楽という概念だけなんだと思います。その美意識の徹底ぶりは
楽曲毎のアレンジが半端でなく凝っていることからも容易に知ることが出来
ます。クラシックの小品的なものからフラメンコにジプシー・スイング、カリビアン
なジャズにネオアコの王道をいくフュージョン・タッチのものまで何でも濃い!
沢山あるバリエーションの中で私はクラリネットとのデュオ曲#6.が最も気に
入りました。ギターファン、特にガットギター好きは絶対に押さえて下さいね。

2008 USA John Rankin  New Orleans Independent RMCD-108
★★★★★

アコギとガットであらゆるジャンルを表現する最高に素晴らしいフィンガー・ピッカー
John Rankin Guitar Gumbo CD \2,850tax in
リゾで弾くモンクの#3Blue Monkや#8Corrina、マリンバ風のカスタムギターで弾く
#4Iko Ikoののどかさには一発でハマります。フィンガーピッキングが絶妙の味わい、
#10Tin Roof Bluesや一層鮮やかなフィンがリングが冴えまくるオリジナルの#11等
全17曲が様々なタッチで繰り出され、ギター好きにはもうたまらない世界。ガットギタ
ーが実に切ないメロを弾く#12Some of These Daysは今一世を風靡しているジプシ
ー系のフィーリングそのもの!#14On The Sunny Side of The Moonは歌入り、他
にも曲によってハーモニカも自分で吹いています。電気無しのパフォーマンスでビリ
ビリと感電なんて!やっぱ天然物はそこが違うと思いました。

2002 USA STR Digital Records STR-1008
★★★★★

ジョン・ランキン
ギターという楽器に魅せられてしまうと、たった一本のギターがオーケストラを凌ぐ表現力を持った楽器であることに思い知りますが、彼もまたそれを自らの演奏で証明した感じです。ブギーからラグタイム、果てはセロニアス・モンクまでとその姿は変幻自在、曲によってリゾネーターから12弦まで幾種類も持ち替えて素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれます。1984年以来ヘリテッジフェスの常連で85年にはアメリカン・フィンガースタイル・ギター・フェスティバルのウィナーになり、92年にはビッグ・イージー・アォード・フォー・ベストフォーク・ミュージックでも受賞しています。(以上は2002年某月に書きました)

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