リル・ブライアン(Li'l Brian & The Zydeco Travellers)
見るからに新型ザディコという風貌ですが、音の方もフレッシュそのもの。本名をBrian Terryといい、ヒューストンで活躍しているという記述を見ましたが、彼が13才でアコーディオンを習得することになったきっかけはジョン・デラフォースとの縁だといいます。そのデラフォース一家とは縁戚にあたるらしく、まずブライアンがアコ-ディオンをマスターしたあと、彼の他の兄弟たちも楽器をマスターしバンドを結成したという展開。オリジナルが良いというのが強調したい点ですが、彼もまたヒップホップとファンクをうまくザディコに取り入れ自分のスタイルを形にした一人だと思います。

彼もまたグラミーに最も近いところにあるザディコだと感じます
Li'l Brian & The Zydeco Travellers / World Wide CD \2,976
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feat.Kurupt from the Dodd Pound
ブライアンの既発Rounder盤をご紹介していたのが確か2001年頃の
ことだったように思うのですが、まだカーリーもマッテもJ.P.もシーンに
居なかった時代に聴いたブライアンはまさに先端の中の先端をいく存在
と映ったのを記憶しています。恐らくは後発の若手達もその誰もがブライ
アンやクリス、ショーンを聴いて成長してきたのではないかと感じます。
一方、大先輩としてのステイタスにあるブライアン自身も、シーン自体が
ここ数年で俄に活気づいてきていることまさに上げ潮ムードだと感じて
いそう。今回ラッパーをゲストに迎えてフロントの補強をより完璧にした
感じ。個人的には「I Shot the Sheriff」のカバーが特に気に入ってます。

2007 USA Louisiana Independent
★★★★

かなりあか抜けていてかっこいい、ヒューストンザディコ
Li'l Brian & The Zydeco Travellers / Z-Funk CD \2,721
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思うに80年代から90年代にかけてザディコは世代交代の時期に差し掛かって
いたのかなと思いますが、ロックシーンに颯爽と登場したバックウィートの例にも
あるように、あの時期日本でも一時的にとはいえザディコブームに火がついたの
は記憶に新しいです。その時代の子供達が成人し今の新感覚ザディコへと流れ
は継続したのだと思いますが、このリル・ブライアンはヒップホップやファンクを取
り入れたスタイルのザディコに特徴が出ていてアコのフレーズも独特です。リズム
隊も結構ファンキーでスピード感も有り。ギターのカッティングもシンプルでGood。

1997 USA Rounder CD-2146
★★★★

ケイジャンの響きを基調に、ミクスチュアー度の高い作風
Li'l Brian & The Zydeco Travellers / Fresh CD \2,721
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かなりケイジャンぽい響きも聴かせるブライアンの1stアルバム。
中でも#6 FuNkAB1UeSaDecoはミクスチュァーの最大の産物、
ファンク調のリズムに乗ってケイジャン風アコの響く中ヒップホッ
プ+フュージョン÷2といった展開を見せます。これはこのアルバ
ムのハイライトのひとつで彼の音楽性を見事に象徴している気
がします。ダウンホーム・ブルース風の#10でも意外な魅力を発
見したりケイジャン風の#Sugar Bでも牧歌的な感じがいいな。

1995 USA Rounder CD-2136
★★★★


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