The Jewels from "Stand On The Oceane" (Chicago)
シカゴからデルタの贈り物 〜 スタンド・オン・ジ・オーシャンの四作品

シカゴのインディ・レーベル "Stand On The Ocean" が供給している天然物のミシシッピ・デルタ・ブルース。このレーベルのデルタへのこだわりは半端ではなくて、CDだけでも悶絶なのに、さらにクラークスデイル等のジュークジョイントばかりを写真に収めた豪華なジュークジョイント・カレンダー、ポストカード、さらにはT-シャツ等々まで何でもござれ。そんなデルタへのこだわりがぎっしり詰まったこれら四作品がどれだけ濃いかは想像して頂けますよね。ほとんどは無名のローカル・ヒーロー、ヒロイン達ですが、だからこそのあるがままの現在のデルタが濃密にパックされています。貫禄充分のウイリー・フォスターを筆頭にいずれもが強烈に生々しくて、コアなブルースファンでなくともどきどきさせられるものがあります。一枚はレーベルサンプラーとして編集されていますので重複はありますが、これにしか収録されていない曲もあって結局四枚とも買うしかない!まったく罪なシリーズです。(上記の一連の写真は"Lowdown,Dirty,MIssissippi"に収録されている人たちです)

appleJam特選 Blues'Treasure
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デルタ鬼レア・コレクション蔵出し リバイバル選盤 2014年度対象クラブ会員様限定商品
新録!RareBluesClub  
リアル・デルタ・フェチは買うしかないぞ、という悩ましい盤
V.A. Crossroads Two Paths \3,380
(税抜) VERY LIMITED
これはStand On The Oceaneのレーベル・サンプラー的なアルバムでブルース編の"Lewdown,Dirty〜"とゴスペル編の"Let It Be Real"からミックスで編集された企画盤。通して聴くには交互にブルースとゴスペルが登場するのでとても聴きやすいのと、さらにはこれにしか収録されていない二曲、Brenda and the Go-Katsの"Take My Hasband"とWillie Fosterの"Jump"の存在がとても悩ましいのです。ブレンダは上記の盤でアルバムのタイトルにもなった"Lowdown〜"を歌ってる抜群に歌の上手い美女、ウィリーは言わずと知れたシリーズの最大看板男!さて貴方ならどうする??(笑)
2001 USA Stand On The Oceane SOTO-00612

デルタ鬼レア・コレクション蔵出し リバイバル選盤 2014年度対象クラブ会員様限定商品
BluesClub /
デルタの土に育まれた比類なき生命力、まさにパワフル・ゴスペル!
V.A. Let It Be Real CD \3,380
(税抜) VERY LIMITED
全曲ミシシッピ・デルタにて収録されたゴスペルのライヴ・コンピ。お洒落な感じもする都会物のゴスペルとは一聴しただけでも別物で、何より迫力とリアルさが断然違います。日々大地や森とふれあいながら生活しているからこそのエネルギーか。トレイン・ソング特有のハーモニカが曲をリードする#4This Trainを始め、12分にも及ぶラスト"Good is Good"まで、7組で全13曲、69分の熱演は生きたゴスペルの真髄を知るには充分な濃さ。終始圧倒されっぱなしでコメントを書く手もつい止まる一作でした。
2001 USA Stand On The Oceane SOTO-00622

生々しさと濃さに思わず心臓ばくばく、血管膨張!の66分
V.A. Lowdown,Dirty,MIssissippi Delta Blues (Out of Stock)
クラークスデイルを始めとしたデルタのジュークジョイントでライヴ収録された白熱のライヴコンピ。それだけでも買いですが、内容も文句無しの充実ぶり!居ながらにして今のデルタが判るリアルさで一杯です。冒頭のウィリー・フォスターから待った無しの直撃弾をくらう感じであとは怒濤の展開。いずれも音圧、重量感ともに大満足で、ぶる銀2002年ベスト10で二人のライターがこれを押していたのも記憶に新しいですね。締めくくりもウィリーのハープ!構成も抜群です。
2001 USA Stand On The Oceane SOTO-00632

若干の未完成部分を残すもかなりの手応え、頑張れビッグ・T!
Big "T" and the Family Band / Hellhound in My Shadow (Out of Stock)

デルタのテイストを基調にしたファンキーブルース。かなりユニーク
なバンドで、ギターインストのファンクチューン、#4.Ghettoはメルヴ
ィン・テイラーがやりそうなアプローチ。オクターブ奏法も交えて盛り
上がるものの速弾はちょっと苦手か。"I'll Play The Blues For You"
ではテンポを変えるところバンドがちょっとぎこちないのですが勢い
でカバー。しかしそれらを吹っ飛ばすくらいのエネルギーと存在感が
あって、私は将来有望と見ました。何をやるか色をはっきりさせた時
点でこの人の魅力は倍増しそうです。期待度かなり大!

2001 USA Stand On The Oceane SOTO-00642