Raunch Tones
黒人のドラマーを擁するブルースを基調にした粘っこいロックバンド。彼らの音には60年代のチェスサウンド〜デルマーク辺りのブルースからサザンロック、果てはジミヘンまであらゆる要素が溶け込んでいて、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。マイクとマットのツインギターで二人とも歌いますが、マイクはブルースハープもかなりいい音を出していてなんか昔のヤードバーズなんかのあのハープの音です。これが実にいい感じで、ストレートなブルースからブルージーなロックまでばっちり個性を出し切っています。発売元のレーベル名がクールで笑えます(笑)

60年代末期かと思う音に嬉しくなるバンド!
The Raunch Tones / More Than Fun CD (Out of Stock )

ギターといい、ハーモニカといい気持ちいいくらい粘りけがあって、まさに絵に
描いたようなブルースロック。"Snach It Back and Hold It"の熱くてクールな
雰囲気は出そうと思って出せるものではない。さらにリズムが独特の妖しい
ムードを発散している"SDCH"に至ってはさりげなくファンキーでくせになる魔
力で一杯。バンドをやってる人ならきっとカバーしたくなるような曲です。ギタ
ーの音は確信犯的な60年代ロックのディストーション風で、このエッジのざら
つき具合は絶妙の歯触りをしています。ゆったりした曲でも歌に個性があ
るのでテンションが下がらないところもいいな。実に気になるバンドです。

1998 USA Buy or Die Records BOD9920-2

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