Sharp Edge
ニュージャージーのバンドと思われるのですが、出てくる音はもろ60年代のブリティッシュ・サウンド。マージービートにリヴァプール・サウンドがアメリカ中を席巻したあの驚異の時代を再現しているかのようです。言葉は違えどもガレージサウンドにも繋がる、チープだけど音にははじけんばかりの魂も生命力もあったあの時代への郷愁は万国共通ということかなと感じました。

Sharp Edge / There's Reason for Everything \2,600tax in
エレキの歪み具合といい、エコーのかかり具合からトレモロまで、すべては60年代の
ブリティッシュサウンドそのもの。ひたすらあの時代のエレキサウンドとヴォーカルに
憧憬を抱いた人々に違いない。 レゲエもあったりするんですがそれがまた当時ロンド
ンで発生したロック+レゲエ÷2現象のときのあのサウンドそのもの。#10辺りはちょい
とファンキーなスリーコードですがエレキの音自体は一貫性があってかえってそれが
面白い味を出しています。いずれも当時のロンドンで街に流れていたような音、そん
なイメージで統一した作品。一言でいうとパンク前夜ってところでしょうか。

1998 BCK Records 品番無し


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