西海岸の名門ファミリー、フォード兄弟の作品群 (Robben Ford,Mark Ford,Patric Ford)
13才のときに聴いたマイク・ブルームフィールドに強烈な衝撃を受けてギタリストになってしまったロベン。1960年代中期〜後期はジミヘンやジャニスを始めクリーム〜エリック・クラプトンからストーンズに代表されるロック・ミュージックからブルースへの扉を開いた人が多数発生していた時期。その頃に、少数派ではありましたけどマイク・ブルームフィールドこそが白人の中で最も純粋かつ優秀なブルース・ギタリストだとして信奉していた人々がありました。ロベンも恐らくそんな中の一人か。彼の父もギタリストだったせいでロベン18才にして兄弟でバンドを組んだことは自然の成り行きかもしれないですね。とにかくロベンを軸とする三兄弟のブルースへの傾倒ぶりははんぱではなく今でも熱狂的なファンが少なくありません。

ロベンはやっぱブルースが大好きってのがびんびん来るコレクション
Robben Ford / Blues Collection CD\2,980tax in
およそギタリストで、ブルースに興味がないなんて人はいない。
もしくはそう思いたいのですけど、このロベンも結局はブルース
から出発してブルースに帰って来る人だと思います。この中には
71年から91年までの彼のブルース・トラックだけを全12曲、70分
超収録した、ファンにはマストのコレクション。様々なシチュエー
ションでブルースにのめり込んでいるロベンを聴けます。ラス前
ジミー・ウィザースプーンとの11分を超える”Goin' Down Slow"
の迫真のギターに彼のブルースへの執念を見る思いです。

1997 German CCD-11054
★★★★

Track details:
CHARLES FORD BAND : Excuse My Blues * CHARLIE MUSSELWHITE : Love Me Or Leave Me ** - Blue Stu ** CHARLES FORD BAND : Blue And Lonesome - That Will Never Do - The Cotton Creeper * CHARLIE MUSSELWHITE : Still A Stranger ROBBEN FORD : Take Out Some Insurance * - Help The Poor * MARK FORD : Mellow Down Easy JIMMY WITHERSPOON & ROBBEN FORD : Going Down Slow ROBBEN FORD : Pretty Woman

時代を経て益々洗練されてきたぞという手応え有りの、98年吹き込み
Mark Ford & The Blues Line / feat. Robben Ford CD\2,580tax in
1stギターにロベン、2ndギターにガース・ウィーバーを擁しての
マーク再びの兄弟共演。98年吹き込みだけあって前回の共演
盤CCD-11031よりかなりアレンジもモダンになってきています。
#4.Illusory Worldや#6 Words of The Preacher等ファンクブルー
スも積極的に導入している他、マークのハープは生音も印象的
で、ロベンのギターには深みとコクが増している点が印象的。
全曲マークのオリジナルですが #9なんかのサザンロック風の
リズムが新鮮に聞こえます。ラストはマディが元ネタですね。

1998 German CrossCut CCD-11061
★★★★

MARK FORD - hca/voc,
ROBBEN FORD - gtrs,
ROSCOE BECK - bass,
TOM BRECHTLEIN - drums.

良くできたオリジナルで聴かせるところがこの兄弟の強み
Mark Ford / with The Robben Ford Band CD\2,580tax in
ことこのフォード兄弟に関しては兄弟全員がブルース・フリーク。
ここではハーモニカのマークを主役にロベンのバンドがそれを
サポート。収録は90年、バークリーのスタジオで一切のホーン
やキーボードも無しという、純粋にマークの独壇場、同時にロ
ベンのギターも鮮やかに浮き彫りになっています。合間に若干
のブルーススタンダードを挟み、ほんとんどはマークのオリジナ
ルで構成、それでいて聴かせるところがさすが。カバーでは#6.
のブギー "On The Road Again が熱くて特にカッコいいです。

1991 German CrossCut CCD-11031
★★★★

MARK FORD - hca/voc,
ROBBEN FORD - gtr,
ROSCOE BEC K - bass,
TOM BRECHTLEIN - drums

リユニオンの翌83年、さらに気持ちよいまとまりを発揮した文句無しのライヴ盤
Charles Ford Band / As Real As It Gets CD\2,580tax in
冒頭からいきなり10分超の大作ながら、スピーディーかつジャジーに
曲が流れていく様はその長尺さをまったく感じさせません。さらにはロ
ベンのギターで幕を開ける魅惑的なミディアム・スロー・ブルース
#3.Driftin' Bluesではそのギターの音の良さに全身の体毛が逆立つ感じ。
新鮮な驚きはB.ゴルソン作のファンキー・チューン#4.Killer Joeでした。
kb〜g〜hmcとソロを回す中、マークのナチュラルトーンをしたハーモニカ
が意外なくらいクールにこの曲にフィットしています。ラスト、ラッシュ作の
#8.All Your Loveの小粋に跳ねる感じがこれまたキュートな仕上がり、
ここでのパトリックのハイハットとシンバルが気持ちよいです。

1996 German CrossCut CCD-11048
★★★★

Robben Ford - guitar, vocal
Patrick Ford - drums
Mark Ford - harp, vocal
Stan Poplin - bass

Special Guests:
Russell Ferrante - keyboards
Michael Osborn - guitar on track #2

三兄弟のブルース魂炸裂、会心の一撃ってやつ
Charles Ford Band / A Reunion Live CD\2,990tax in
ロベンのギターにマークのハーモニカ、それにパトリックのドラムと三兄弟で
初のアルバムを世に放ったのは1972年。ロベン21才の時のことですが、怒
濤のごとく押し寄せたブルースの波がその後変遷を遂げ、ロベンも様々な面
をその間に見せていました。でもことこの三兄弟のブルースを核とした絆は
切れることなく82年にリユニオンを果たします。これはその82年に収録してあ
ったと思われるライヴで、三兄弟+スタン・ポプリン(b)のオリジナルメンバーに
ケン・ベイカー(sax)等のゲストも参加、疾走感の伴うエネルギッシュなブルー
スはハープファン、ギターファンならじっとしていられないサウンド。熱いです。

1994 German CrossCut CCD-11043
★★★★★

ROBBEN FORD - guitar/vocals,
MARK FORD - harmonica/vocals,
PATRICK FORD - drums,
STAN POPLIN - bass.
Special Guest: STEVE CZARNECKI - keyboards (Recorded live at Barney Steels, California;

バディガイのカバー Watch Your Self、思わずコピーしたくなります
The Ford Blues Band / 1999 CD\2,580tax in
ルーサー・タッカーとの共演盤 CrossCut CCD 11040 を挟んで
グループの7作目にあたりますが、シスコ発のハード・ドライヴィン
グなブルース・バンドとして絶頂の極みと感じます。ハープはAndy
Just、ギターにロベンの参加が特に光ります。たたみかけるギ
ターとアンディのパワフルなアンプリファイアド・ハープは、とにか
くカッコいいギターでブルースを聴きたいという方の気持ちにパ
ーフェクトに応えている感じ。何にしてもこの手の音は理屈抜き、
可能な限り爆音でスカッとするまで聴くのがいいと思います。

1999 German CrossCut CCD-11063
★★★★

PATRICK FORD - drums, ANDY JUST - hca
/voc, VOLKER STRIFLER - gtr/voc,
DEWAYNE PATE - bass. Special guest:
ROBBEN FORD - gtr/voc *

ゲストの顔ぶれに圧倒される Friends 大集合盤
The Ford Blues Band / Fords & Friends CD\2,580tax in
ロベンを含むフォード三兄弟を中心にロウエル・フルソン、フェント
ン・ロビンソン、ルーサー・タッカー、チャーリー・マッセルホワイト
等豪華ゲストに迎えた迫力の一枚。これだけの人を集めるとプロ
デューサーはさぞかし大変だったろうと思いますけど、それはパト
リックが引き受けたようです(笑)。デビュー作が嘘のような、洗練
されたジャケットに相応しい仕上がりで危なげなくまとめたところは
さすが。若干ワイルドな魅力が薄まった気はしますがロベンのギ
ターは相変わらず絶好調!#9.のスライドが新鮮に響きます。

1997 Geaman CrossCut CCD-11052
★★★★

FORD BLUES BAND : Tell Me Mamma
CHRIS CAIN & FORD BLUES BAND : Another Fine Day
LOWELL FULSON & FORD B.B. : Happy Anniversary Baby
TONI "MACARONI" LUFRANO & F.B.B : I'm In Love
MARK FORD & ROBBEN FORD & F.B.B. : The Sign
FORD BLUES BAND : Baby Please
ROBBEN FORD & FORD BLUES BAND : Sahara Moon
FENTON ROBINSON & FORD B.B. : Hey Sister
CHARLIE MUSSELWHITE & F.B.B. : Tell Old Bill FORD BLUES BAND : Little Baby - That Happy Look In Your Eye
LUTHER TUCKER & FORD BLUES BAND : Luther's Lament

PATRICK FORD - drums/voc, ANDY JUST - hca/voc, SCOTTY JOHNSON - gtr/voc, DEWAYNE PATE - bass. With special guests: CHRIS CAIN - gtr/voc, LOWELL FULSON - voc, TONY "Macaroni" LUFRANO - keyb, MARK FORD - hca/voc & ROBBEN FORD - gtr, ROBBEN FORD - gtr, FENTON ROBINSON - voc, CHARLIE MUSSELWHITE - slide gtr/voc, LUTHER TUCKER - gtr. (with JOHN WEDEMEYER - gtr, STAN POPLIN - bass).

圧倒的な音圧で聴くギター&ハープのブルース
The Ford Blues Band / Hotshots CD\2,580tax in
ボーナス・トラックとしてブレーメンでの93年のブルースフェス
からのライヴ音源を一曲(Love Me or Leave Me)含む93年の
スタジオ盤。豪快なジョンのギターとアンディのシャープなハー
プがバンドの二枚看板。ピアノから始まるジャジーなスローブ
ルース #6.I Once Knew A Young Man は、がんがん押して
くる曲の中にあって一際新鮮、一転してヒートアップしたハー
モニカの聴ける#7へとコントラストを付けています。

1995 German CrossCut CCD-11041
★★★

PATRICK FORD - drums/voc, ANDY JUST - hca/voc, SCOTTY JOHNSON - gtr/voc, DEWAYNE PATE - bass. Addtional musicians: JOHN WEDEMEYER - gtr, STAN POPLIN - bass, JOHN R. BURR - pno, STEVE SIACOTOS - voc.

その場に居たかったと思わせるうねりに巻き込まれる快感
The Ford Blues Band / Breminale '92 CD\2,580tax in
パトリック・フォード(ds)を軸にギターにJohn Wedmeyerを
擁した 92年のドイツはブレーメンで収録したライヴ盤。ア
ンディのアンプリファイアド・ハープの熱さはファンの方に
は言うまでもないのですが、ぐいぐいとバンドを引っ張る
役目をしていて胸のすく思い。ジョンのハードなギターと
もバランスは丁度良し、リトル・ウォルター作の "Long as
I Have You がドロドロの熱いマグマに化けている様は
圧巻。ラスト "Walkin' By My Self"まで一気の54分。

1993 German CrossCut CCD-11038
★★★★★

PATRICK FORD - drums/voc,
ANDY JUS T - hca/voc,
JOHN WEDEMEYER - gtr,
STAN POPLIN - bass.

ツインハープとパトリックのドラムのカッコよさにもしびれるライヴ
The Ford Blues Band / Here We Go! CD\2,990tax in
アンディ・ジャストが加わってツインハープでのライヴ収録。
どっちか一人だけで充分に聴かせるハーピストがフロント
に二人も立ったことで、壮絶なハープバトルが繰り広げられ
ています。ブレーメンの聴衆も熱くなってノリノリなのがダイ
レクトに伝わってきます。ここでのギターはJeff Strattonで
すがもろロックフィールドから来ました!という感じ丸出しの
シャープなフレージングが特色。この壮絶なライヴには似合
ってると言えます。ドラミングも絶品でこれは熱い一枚です。

1990 German CrossCut CCD-11029
★★★★★

PATRICK FORD - drums,
MARK FORD - hca/voc,
ANDY JUST - hca/voc,
JEFF STRATTON - gtr,
STAN POPLIN - bass.

生ハープが結構シリアス、ジャケはダサいけど中身はばっちり
The Ford Blues Band - S/T CD\2,580tax in
マーク(harp&vo)とパトリック(ds)が主体になって結成されたロベン
抜きのフォード二兄弟によるブルースバンド。ブルースの枠に収ま
り切れないロベンを解放するためにもこの形が兄弟の中でベストの
選択だったのだと思います。ことブルースに関してはマークの思い
入れは半端ではなく、ここでもクールにビシっと決めています。ギタ
ーのガースの手堅さもこのバンドのステイタス作りに大いに貢献し
ていると思いますけど、基本を押さえつつ効果的なおかずを得意
とするパトリックのドラムも好感度大です。かなりいい線いってます。

1989 German CrossCut CCD-11024
★★★★

PATRICK FORD - drums/voc,
MARK FORD - hca/voc,
GARTH WEBBER - gtr/voc,
RON GUREWITZ - bass.

かっちりまとまったブルージーなサウンド、手堅い作りです
Webber And Ford - On The Edge CD\2,580tax in
ガースは元々フォード・ブルースバンドのギタリストですので
マークとの共演盤が路線的には同じかと思われがちですが
リズム隊が異なっていること、さらには音的にややフュージョ
ン指向が伺える点で他の作品とは結構色が違って聞こえま
す。歌は二人で半々に受け持ち、ハープのソロもたっぷり入
っていますので、マークファンは是非押さえて欲しいところ。
ほぼ全曲が二人のオリジナルで、全体が躍動感に包まれて
います。オルガンのサポートもGoodで見逃せません。

1994 German CrossCut CCD-11045
★★★

MARK FOR D - harmonica/vocals,
GARTH WEBBER - guitar/vocals,
FRANK MARTIN - keyboards,
TONY LUFRANO - Hammond B-3 organ,
MYRON DOVE - bass,
JOHN MADER - drums


以下は大変残念ですがレーベル側でデリーテッドになってしまいました。
また何時の日にか復刻されることをみんなで願いましょう!

ギターファンには魅力的な一枚、ジミーのファンは避けたい一枚か・・・
Jimmy Witherspoon & Robben Ford / Live(Out of Stock)
at the Notodden Blues Festival
大好評だった76年の共演盤 "Live: Jimmy Witherspoon &
Robben Ford"を再現した92年のライヴ盤。Goin' Down Slow
等二曲の再演はあるものの"Ain't Nobody Business"や
"See See Rider"といった魅力的な曲も新たに登場してい
ます。"Pretty Woamn"はなんと切れ味するどいロベンのギタ
ーがたっぷり聴けるインストチューン。これはロベンのファン
には凄く嬉しいプレゼントですね。惜しむらくはジミーの歌に
若干艶が欠ける点、でもロベンのギターは絶好調です。

1992 German CrossCut CCD-11035
★★★

JIMMY WITHERSPOON - voc,
ROBBEN FORD - gtr,
PATRICK FORD - drums,
STAN POPLIN - bass,
ESPEN FJELLE - organ.

ギターもハープも実に伸びやか、スカッとするタイプのロッキンブルース
Andy Just - Don't Cry (Out of Stock)

サンフランシスコのブルースシーンを語るとき、フォード兄弟の活動を抜き
には出来ないほどその存在とキャリアは大きいですけど、常に彼らとタイト
な活動をしているのがこのアンディ。フォードブルースバンドのレギュラーと
して四年間の実績もありますが、ここではその同バンドからドラムにパトリッ
ク・フォード、ギターにガース・ウィバーを擁したセットで思い切り羽を伸ばし
たパフォーマンスをしています。(もう一人のギターはデイヴ・ゴンザレス)ハ
ープはもちろん歌も上手いのでアルバム全体のテンションも最後まで落ち
ません。終始ゴキゲンなロッキンブルースの連続でなかなかの一枚。

1994 German CrossCut CCD 11044
★★★★

ANDY JUST - harmonica/guitar/vocals, DAVE GONZALES , GARTH WEBBER - guitars, KNUT REIERSRUD - acoustic guitar, KIRK BRYANT , DANNY DENARO - bass, PATRICK FORD - drums. (Recorded in California)


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